文科系アウトドア派のんびり遊楽人

February 7, 2006
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テーマ: 上機嫌な私(82)
 ズワイ蟹、ワタリ蟹、タラバ蟹が店頭に並んでいた。

 タラバは網の上で焼かないと甘みが味わえない。

 ズワイは殻に包丁を入れて一気食いが美味しい。

 ワタリはミソと細い足に詰まった繊細な身がが命じゃ。



 中国産のワタリはハサミと足をそれぞれゴム輪で固定されている。

 編み籠上にゴムで束縛されて行儀が良いワタリが食べたくなった。


 「お兄さん、このワタリ1盛りとサザエを1盛り下さ~い」


 今日は身内におめでたいことがあった。

 おめでたいので、オレが祝うために蟹とサザエを食べるのだ。






 焼きあがったサザエを汁がこぼれないように左手で持ち、カニスプーンで入り口の貝蓋を取り除く。現れた黒茶の分厚い身にスプーンの細い先を刺し込み、殻の入り口をテコの原理で一気に中身を引っ張り出す。

 2センチほどの固く焼きあがった身に続いて先がらせん状になった内臓が現れた。ぬめっとした感触で緑と赤の渦巻きがまだはっきり透けて見えた。

 「おい、これまだ生だと思うよ」

 いつもなら苦い内臓を一口で食べるのだけど、躊躇した。

 よおっく見るとやっぱりグロテスク。

 オレはスプーンで黒い身の真下部分から内臓を丁寧に切り離す。

 ぐちゅっとしたゼリー状の内臓が詰まった螺旋上の物体。

 ナイフでそれを生のまま解剖して、それを見ながら食べると吐くかもしれないと思いながらも、熱でプルンと固まったゲテモノも忘れがたい味だ。


 いつもならサザエの内臓は生焼きにはならない。

 まずお湯に入れて煮てしまうからだ。



 その次に醤油や酒を少々垂らしてつぼ焼きにする。

 すると、焼きあがった後、身を取り出すと、内臓の先端のクルクルまでが綺麗に取り出せ、歯ごたえのある身と砂状に変化した内臓が口の中で混ざり、サザエ本来の総体的な味になる。


 ウヒョヒョヒョヒョォ~。

 茹でたての毛蟹のミソがたまらないTackeyでした。

 明日はカナダトロントからのお客様のおもてなしなのだ。





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最終更新日  February 7, 2006 11:48:04 PM
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