文科系アウトドア派のんびり遊楽人

August 23, 2009
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<若いうちは「自分に投資」と飲み会参加や、買い物をしまくっています

 マスコミに出ている良い店とか、世の中のことは知ってるつもり。でも貯金はないし、習い事とかに投資した方がよかったのかも。(27歳・PR会社)>

 という相談に対する村上龍氏の回答(P97抜粋)が今日のタイトルだ。

2009-08-23 21:30:32

 「「わたしは甘えているのでしょうか?」(27歳・OL)」

 村上龍著:幻冬舎文庫

 本書は、現代の<経済的格差による生きにくさ>に対しては、<「元気に頑張る」よりも「とりあえす生き抜く」>という価値観を重要視し、毎日の生活や職場や恋愛にまつわる<無名の「個人」>の<「バカバカしくも切実な悩み」>の相談と回答を集めたもの。

 「はじめに」で彼はいう。

<悩みやトラブルへの対処は、まず現実を直視することから始まる。そこにはさまざまな不公平や矛盾があるが、とりあえず最初の一歩を踏み出すためには、もっと深いところで自分自身を肯定することが必要だ。>

 彼は、オレも普段思うような身近で、なんでそんなことを悩んだり、思ったりするのだろうといった相談を、現実を直視することを前提に、根拠がない楽観論や頑張れといった感情論を排除して、真摯に、また、そっけなく答えている。

 本書は20代後半から30代前半の女性と20代の男性、それを両者と向き合っている中高年者にも一読を勧める本です。でも、みんなに、どうしても読んで欲しい本ではありません。村上龍氏の言葉はだれしもが共感できるとは限らないからです。

 ここでは、あと1つだけ相談と回答の抜粋を紹介しておきます。あとは本を読んでね。

<努力すれば報われるって・・・・・・。これ、本当でしょうか?>

 これに対する回答が「13歳のハローワーク」などを引用しながら2ページを割き、最後は次の言葉でまとめている。

<まずは、自分にとっての「努力」と「報われる」を、正確に把握しないといけない>

 ・・・それが分からなければ、答えはまるで違うし、答えられない・・・と述べている。

 まだ外山滋比古氏の本など読みかけの本があったけど、また、久しぶりに行きつけのブックセンターに行ったら、どっぷりと本に浸ってしまった。

2009-08-23 20:05:28

 自らチェンジしようと自分に思い込ませようとしているTackeyでした。






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最終更新日  August 23, 2009 10:06:19 PM コメントを書く
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