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マルタ島でのホテルをSliema地区にしたのは
Valletta の街並みを眺められることと、ゴゾ島への
高速フェリーがここから出ると聞いていたからである。
ところが今はこのフェリーが廃止になり
ここから本当最北部のCirkewwaまでバスで行き
そこで普通のフェリーに乗り換えることになる。
おんぼろバスはガタガタと飛ばし、それでも美しい海岸線に
点在するビーチに人を下ろしたりの乗せたりしながら
1時間の旅、紺碧の海の反対側はサボテンのほかは
緑を発見できない。
灼熱の陽光、しかし時期は9月でバカンス最盛期とは言い難い。
若者の去ったビーチの観光客のほとんどは
日焼けしたドイツからの老人。
毎年決まってここに来る人が多いらしく
ホテルのプールサイトでは ”また来年ね”の声。
フェリーは団体旅行の時間帯で、バッジをつけた人ばかり
個人客も車と同じブリッジを歩いて乗船
帰路は切符売り場も何も無い。
このフェリーで来たのだから勝手に乗って帰りなさいという訳だ。
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ゴゾ島は小さなマルタ島と小さな海峡を挟んだ小島
島が近づくと団体客は船べりで声を大きくする

マルタやゴゾの海岸線は石灰岩の崖が多く海水に浸食されて
あちらこちらに洞窟がある。
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島の中心Victoria の丘に建つ大聖堂
なんでこんな小さな島にこんな立派な聖堂
やはり騎士団の出身名家からの寄進の賜物か
あるいは騎士団のもう一つの仕事である海賊の揚がりか。
そして聖堂の周りは堅固な砦によって囲まれている
砦の中もこのような路地で家そのものが砦の一部だ
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ついで訪れたのがカリプソの洞窟
ホメロスの抒情詩でオデッセウスが打ち上げられた浜で
妖精カリプソに救われ、その美貌と愛情に
7年間も洞窟に閉じ込められていたと言う伝説の場所
ミニ鍾乳洞みたいなものでチップを払ってロウソクを借り
愛の巣を覗いてみたがただの洞穴
と言ってしまっては実も蓋も無い
でも洞窟の入り口から見えるSandyBeechは実に美しい
やはり目を閉じてメルヘンの世界に浸るべきだろう
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空調の無いベンツのタクシーはさら悪路をぶっ飛ばして
紀元前40世紀の建立というジュガンディーヤ神殿へ。
穴だらけの珊瑚石を積み上げて建てられているが
祭壇だけは滑らかな上質の石が使われている。
この神殿の丘に建つと島の周囲が良く見渡せる
各所に丘がありそこには決まって集落があり、教会の屋根が見える。
このような地での攻防戦では敵も見方も隠れることができない
いわば運動会の騎馬合戦みたいなものだろう
堂々と戦い粛々と勝敗を決すスポーツに似ている
ただそこには戦士の命と家族の運命が掛かっている
生き残っても奴隷になるか奴隷使いになるかである。
夏季数ヶ月雨は降らないと言う
所行無常
Oxford運河の旅5 2020.09.20 コメント(2)
Oxford運河の旅 3 2020.09.19