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石垣島
沖縄旅行最終日、石垣全日空ホテルの前庭に出て見ると結婚式用であろう
チャペルが見える。記念撮影用に配置された池や芝生、花壇と厳かな雰囲気は
微塵も感じられないが 小奇麗に出来ている。
実は下の植物を探して庭に出たのである。
この植物の名はアダン(阿檀)、Jack Fruits のミニアチュアと言った
感じであるが、実は硬くてとても食せないとのこと。貧しかった昔、
この木の新芽を食したそうで、実は我々が前夜食した沖縄風会席膳に
出たので給仕の人に聞き見てみたいと探したのであった。
硬い柿かパイナップルの芯のような食感でとても美味しいとは言えず
いま食べられていないと言うのが納得できる。
この日のツアーはまず、天然記念物とかで八重山椰子林を見に行った。
何の変哲もなさそうであるが、根が常に生え変わっており、気根状に
なっているのが特徴だそうである。
バスは石垣島を北上して最後の訪問地川平湾を目指す。
途中の小高い所から見下す川平湾は松島湾の水を熱帯の水と
入れ替えたような景観。
グラスボトムボートで珊瑚礁の見物に出かける。遊泳も漁も禁止されて
いるとあって生態系は豊に保たれている。惜しむらくはこの世界有数の
豊かな珊瑚礁は造礁珊瑚のため色彩に乏しく地味である。
魚達も熱帯地方のそれに比べてやはり地味で、家庭の水槽のような
訳にはゆかない。
それでも巨大なシャコガイを多く見かけたのは収穫であった。
地味な珊瑚の中で先端が青色発光ダイオードのような軟体珊瑚が美しかった。
ただこれは海ホタルや発光くらげのようなBioluminescenceではなく
珊瑚の成長点が光っているように見えるだけだそうだ。
ともあれこれで今回の沖縄旅行全ての観光を終えた。
川平湾から振り返って見ると、沖縄県の最高峰於茂登岳(526m)が
控えている。考えてみると今回の旅で山を振り仰ぐことは無かった。
やはり沖縄は海の国なのである。しかしこの山の山容は素晴らしい。
あたり一帯はジャングルで登山には向いていないようだ。
今回の沖縄旅行も無事終えて南方への国内旅行がを開始できた。
これからすこしずつ南方中心に旅することにしよう。
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