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鶴岡駅から荷物を携えたまま羽黒山山頂までバスで来た
リュックサックを背負って約2500段の石段を下るのは過酷過ぎる
頂上にある出羽神社に詣でてこの日の宿舎国民休暇村にゆく予定であった
しかし見事な杉並木歩幅のせまい段差の少ない階段を見て魔がさした
時間はたっぷりあった、参道と言われるよう本来上ってくる階段である
案内書には上り50分下り40分とある。下りなら出来そうな気がしてきた
初めのころはうっそうと茂る杉の大木の下、石畳と階段の快適な参道であった
途中に芭蕉の句碑塚 「涼しさや ほの三日月の 羽黒山」とある
左右に灯篭まで備えた句碑塚は始めて見た
このころから足ががくがく始めた。坐骨神経痛の足に肩の荷が重くのしかかる
中間点に茶屋がありそこからは木立の上に庄内平野が見渡せる
痛む足を引きずってさらに時間をかけて下ると国宝五重塔に出る
塔とは言うが本当は大国主命を祀る出羽神社の末社で930年代
平将門建立と伝えられ、1300年代室町時代に再建された
東北地方最古の五重塔である。
多くの寺社の五重塔が彩色されているのに対してここのは白木造り
杉木立の中にぽつんと立っているのが実に風雅である
すぐ近くには天然記念物の「爺杉」がある。樹齢1000年周囲10mの巨木
周りの木々も大きいのでしめ縄がなければその大きさが実感できない
さらに近隣の苔むした大木の根や岩屑が美しい
ここを出て随神門と言う出羽神社の守り門を過ぎると宿坊の並ぶ羽黒の街
タクシーで国民休暇村へと昇って行く、部屋からは月山が望める
上の写真で頂上のすぐ下八合目に広がる弥陀ヶ原の広がりが見える
翌日、土日だけ一日3便運行のバスを捕まえて池塘の広がるこの平原を
散策する予定だった。実際には翌日も翌々日も悪天候で果たせなかった
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