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芋虫
先日散歩中に一軒の家の金網フェンスに紫色のしっかりしたヤブカラシ
にも似た蔓性植物を見かけた。丁度その屋の主人が水やりに出てきたので
その名を聞くと「ツルムラサキ」と言う植物で野菜だと言う。そして成長が
盛んなのでゴ―ヤやヘチマのように日除けにもなると教えてくれた。
何本か先端をちぎって食べて御覧なさいと差し出された。
日除けとしての用途に興味があると告げると、今度は鉢から根っこごと
引き抜いたものをくれた。

我マンションの東側ベランダにはエヤコンノ室外機が置いてあるが朝は
熱交換機に直射日光が当たって冷却効率がを落ち、電力を消費する。
世の中今や節電時代なのでツルムラサキで日陰を作り気分だけでも協力しようと
云う訳である。 さてそのツルムラサキの小さな花が咲きだしたので覗きこんだ時、
同じ目的で手すりに這わせてある西洋朝顔の葉っぱが見事に無くなっている。

先日この朝顔に尺取り虫を発見してブログに記したばかりである。
辺りを見回す今度は巨大な芋虫がいました。丁度私の手の中指くらいの
大きさで斑点のある茶色の胴体をくねらせ、朝顔の葉っぱをかじって
落とした 枝から樹液を吸っているみたいだ。

お尻にはつんと尖がったアンテナの様なものを立てている。胴体の左側の
葉の上に黒い粒が見えるがこれは彼のウンコ。そういえば昨日から急に
ベランダに黒い粒が散乱しており何だろうと思っていたところだったのである。
幼虫が8階まで登って来たとは思えないのでツルムラサキを植え込んだ
培養土の中にいた卵が孵化して出てきたのだろう
。

それにしても大きくてぐにゃぐにゃしており手で捕まえようと思ったが
しっかり蔓に掴まっており、気持ち悪くて捕まえられない。
結局割り箸の御厄介になり捕まえたが細い蔓にしがみついているのが
快適らしくツルムラサキの葉っぱに載せるとぴょんぴょん跳ねて口から
今吸い込んだ緑色の食物を吐き出す。 角と間違えやすいがアンテナは尻尾である。
結局また割り箸に手伝ってもらって葉っぱとともにビニ―ル袋に
移動してもらい、エレベータに乗って地上に降りて草むらに移住してもらった。
Webで調べてみると下の“セスジスズメガ” の可能性が極めて高いことが分かった。
我家の芋助はまだ摸様がはっきりしないが間違いないだろう。Wikiによると
この卵は数ミリんで小さく幼虫に孵化しても初期は数ミリ
それが後期になると何十倍もの大きさに成長する。食用する葉っぱの量も
90%以上はその終期に消費する。面白いのはその蛹は触るとぴょんぴょん跳ね
西を指すと云われて ”にしゃどっち(西はどっち)” と呼ばれたそうである。

セスジガスズメ

幼虫も迫力があるが成虫の蛾はもっと迫力がある。
色と言い形と言いスズメと言う命名には納得である。