愈々庵気まぐれ日記

愈々庵気まぐれ日記

2013.01.28
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カテゴリ: 都内散歩
  • 飛騨の円空特別展 (2)

  • 下の写真は針桐の立ち木に彫った2.26cmの大きな金剛力士像、
  • 千光寺山門の守神金剛力士「ア、ウン」像のウン像で強い決意を
  • 表わす口の閉じ方である。
  • P1040469_R.JPG
  • 金剛力士(仁王)立像 吽(うん)形

  • 150年ほど前に根元が朽ちたため株から切り離されて片割れの
  • ”阿形”と共に仁王門に置かれたもの。江戸時代の奇人伝に
  • に下の挿絵と共に紹介されている。立ち木に描かれた顔は口を閉じた
  • ”うんぎょう”のそれである。

  • キャプチャ.JPG (博物館ホームページより)

   下は中央に不動明王、左に烏帽子(男)神、右に烏天狗像。

  • P1040470_R.JPG

  • 不動明王は等身大で背面が滑らかなことから建築廃材に彫った
  • 可能性が有るとされる。小さいが右の像は人身に烏の頭部を付け
  • たもの。この写真からは読み取れないが木目を衣裳紋として巧み
  • に取り入れている。
  • 下左は龍頭観音菩薩像、 右は聖観音菩薩像。この2体は丸材を
  • 半分に割りそれをさらに二つに割って材心部に彫ったもの。

  • P1040471_R.JPG

  • 左の観音様はは頭上に龍を乗せている、そして右の観音様は眉間や
  • 額・目じりに大きく皺を付けている。これは円空独特の怒りの表現だ
  • そうで、観音様の表情としては異例で像の命名には再検討の余地が
  • 有るそうだ。

  • の写真左上部は稲荷三尊坐像。一部欠けているがいずれも
  • 僧身にキツネの頭部が付いている。左下は護法神立像で法衣の
  • 簡素さに比べて顔の造りに手が込んでおり、釣上がった目や目の
  • 周りの皺は憤怒の表現だろう。
  • P1040472_R.JPG

   円空の荒々しい仏像は冒頭に記したように丸材を2つ以上に割裂いて

   大きいものはその外皮側に、小さな象は材心部に彫りあげている。

   したがって背面は全て平らで墨入れが有るだけでそこにノミの跡はない。

最後は千光寺の秘仏「歓喜天立像」。7年に一度しか公開されない

   秘仏だと言う。

P1040474_R.JPG

雌雄の象が抱き合う姿のヒンズー教から仏教に移入されたインドの神です。

一般に抱き合う男女の人物像の頭部を象の顔に二したものが多い。

この像を本尊とする祈祷は秘密にしないと効果がなくなるとされており、他の

聖天寺院でもl公開されることはない。

円空は小さな木片に簡略な彫りで頭部、牙、腕を表していると言うがよく

分からない。7年に一度公開されるそうで、それも厨子 の中に留まる

そうであるが今回は初めて厨子から出しての公開と言うことを後で知った。

文字通り後の祭り

聖天様(しょうでんさん) については拙ブログに書いたことが有る。






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Last updated  2013.01.28 11:24:23
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