愈々庵気まぐれ日記

愈々庵気まぐれ日記

2014.12.02
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カテゴリ: 小さな一日旅
  • さきたま丸墓古墳からの情景

  • 「さきたま古墳公園」で一番高いのは丸墓古墳で高さは19m頂部には桜の
  • 大木があり四方を見渡せる。此処での花見は殿様気分であろう。

  • RP1130382.JPG
  • RP1130348.JPG

  • 眼下には有名な「稲荷山古墳」がある。頂上には石室の再現があるので
  • 生垣で保護されているがここには階段がり、古墳に登ることが出来る。
  • この角度から見ると前方後円墳の形がよく分かる。円部には埋葬室があり
  • 横にも縦にも狭まったくびれ部から前方部へと登って行く。この古墳からは
  • 多くの国宝が発掘されているので別項を起てることにする。

  • RP1130358.JPG

  • 稲荷山古墳の隣に将軍山古墳があり、全体に二段構造でその各段に埴輪が
  • 並べられている。また下の写真に見られるように円部のくびれに近いところに
  • 前ブログに記した方形の「造出し」が見える。この段差部分には多くの各種
  • 埴輪が配置されていた。それを再現したのがこの光景らしい。埴輪を並べる
  • 目的は種々であるが秦の始皇帝の兵馬俑見たいに死者を護衛する役目、
  • 殉死の代わり、土の崩れを防ぐ、装飾目的、玉垣のように神聖な場所を囲む
  • 等々の説がある。「造出し」も埴輪を飾る場所で一種の葬祭・祭礼の場であった。

  • RP1130373.JPG

  • これだけ埴輪が並ぶと壮観で青空の下、なんだか古代にタイムスリップ
  • したような気分になる。

  • RP1130388.JPG

  • ここまで円形古墳、前方後円墳、を見てきたが古墳にはこのほかに方形墳、
  • 前方後方墳などもあり、サイズは大小色々ある。中でもごく小さなものは丸形や
  • 方形が多く、この公園内にも植え込みの形でその跡を示している。

  • RP1130372.JPG

  • 丸墓古墳の頂上からは近くの古墳群や平野部だけでなく行田から熊谷に
  • かけての市街地を望むことが出来るが、街中の一角に「忍城」が目に入った。
  • 豊臣秀吉の関東攻めの時小田原とともに最後まで頑張った忍城を攻める際、
  • 石田三成がこの丸墓古墳に本陣を据え、この見渡す平野を水で満たした
  • あの水攻めの舞台である。
  • 野村万斎主演の映画「のぼうの城」のモデルとなったあの場面が浮かんでくる。
  • 丸墓古墳へ登る時老人遅足の横をすっと追い越して登った作務衣の青年(?)
  • がいた。上に上がると古武士を思わせる風貌の御仁は鎧兜を3領(領と数える
  • ことを初めて知った)所持し、各地の武者行列に参列すると自己紹介した。

  • RP1130352.JPG

  • 先日甲冑展覧会を見たので兜の前立て(前飾り)はどうするのかと尋ねると各々
  • の行列に相当する前立てを自作してたくさん持っており毎回取り換えるとのこと
  • である。具足の付け方など色々教えてもらって楽しいひとときを過ごした。

  • RP1130356.JPG

  • 話し終えた後武者はお城の絵を染め込んだ布袋からホラ貝を取り出して「忍城」に
  • 向かって朗々と鳴らした。本陣から石田軍への伝達事なのかお城への秘密の連絡
  • なのかは分からないが、目をつむると戦国時代の水攻めの光景が浮かび武者奮い
  • がしてきた。
  • この気分を味あわせてくれた古武士に感謝である。






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Last updated  2014.12.02 16:35:18
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