愈々庵気まぐれ日記

愈々庵気まぐれ日記

2016.11.27
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テーマ: 国内旅行(1816)
カテゴリ: 国内旅行
強羅公園は数百メートルの長さで上と下では約40メートルの標高差がある。
公式ページでは公園の上下で温度差があり、上半分が雪で下半分が雨ということもあるらしい。 
今は皆ロープウエイになってしまったが1960年代まではほとんどがケーブルカーであった。
強羅と早雲山を結ぶケーブルカーは普通のケーブルカーと違って間にいくつもの駅がある、
古くから別荘地であり民家もあるので生活路線としても使われている。中間駅のおかげでその後
中間にいろいろ観光施設もでき、まさしく市街電車の役目も務めている。

運転手と車掌が乗って運行しているがそのアナウンスが面白い。
「線路を横切る通路はございません、ドアは両側が開きますのでご利用の施設がどちら側に 
あるかを確認の上、左右のドアを選んでください。間違えて反対側のホームに降りた場合、

乗務員に尋ねてください、一緒に探すことにいたします」。なんとほほえましくも実用的な
アナウンスである。


早雲山でケーブルカーから乗り換えて今度はロープウエイで大涌谷に向かった。昨年の噴火騒ぎで
一年以上運休されていたロープウエイが再開されたのは今年7月、夏休みにかけて強引に再開した
気配があったが今も風向きによってはすぐ運休する。この日も12時までは運休であったが私達が
乗った時は平常運転であった。
出発口にはガス検知器が置かれ運行の判断にされている、幸いこの時の値は0.0を示していた。
それでも係り員は乗客に濡れナプキンと日本語・英語・簡体漢字・煩体漢字・ハングルで記
された使用説明書を配布していた。


今にも降ってきそうな空模様で窓越しの強羅の街の風景も霞んできた。


ややあって谷にかかるとモクモクと噴気が見えてきた、イオウの臭いもただ寄ってきた、



近づくに連れて激しい噴気とイオウで黄色くなった地面が見えるようになった。


噴気孔のそばまで多くのパイプラインや作業道路が通じている。危険な場所でもあるが貴重な
温泉熱水の源でもあることがよくわかる。



泉源のパイプにはイオウが詰まるので今でも係の人は定期的にそれを落としに行くのだそうだ。
ガスマスクを付けるのだろうが決死の作業である。


もう何度も訪れているところだが昨年の噴火騒ぎ以来初めてである。ほとんど噴気が確認できない 
ような時期もあったし、このような大規模な噴気を見たのは初めてである。事実Google Earthで
見ると2,3か所小さな噴気があるだけの写真がである。


主噴気地帯の向こう側の谷にも大きな噴煙が立ち込めている、これほどまで音を立てての
大きな活動を見たのは初めてである。
昨年の活発化以前に設置した崩落防止壁が目につく、確かにこれがなければとっくに崩落
していたことであろう。


フィリピンやインドネシアからの客は別として多くのアジアや欧米からの火山を持たない国 
からの客は大興奮している。


これはこれで素晴らしい観光資源である。





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Last updated  2016.11.27 10:17:39
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