愈々庵気まぐれ日記

愈々庵気まぐれ日記

2016.11.29
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テーマ: 国内旅行(1817)
カテゴリ: 国内旅行
姥子温泉からいろいろな乗り物を継いで箱根湯本駅まで下りてきた。ここはもう小田原とは近く



湯本駅から温泉街に通じる赤い橋、温泉街の赤い橋はよく見られるパターンである。


橋の上流は温泉からの放流温水でけぶっている、モノクロにしてみると水蒸気の湯煙がよくわかる。


そして橋の正面にそびえたつ巨大な城のような建物は湯本富士屋ホテル、それにしてもあの
有名な宮ノ下富士屋ホテルとはなんと異なる威容である。


小田原に下ろうと電車のホームに立つと、あと1ヶ月もすると新年の箱根道で関東大学駅伝の
選手が最後の区間の山登りを始める国道、バス停、早川に架かる赤い橋、木立の雪景色、



驚いたことに湯本からは数キロしか離れておらず、高低差も百メートり前後と思われるのに
小田原には白いものは見当たらず小雨が降っているだけである。雨と雪の境目は土地の高低
よりも海か山かといった地形の影響が大きいことを示している。前ブログで強羅公園の上と
下で天候が違うことがあると記したが一寸とした地形の差で気流の通り道が違うのだろう。

小田原ではそばを食べ、北条氏4代当主・氏政とその実弟・氏照の墓所に参った。5代当主の
氏直は和睦派だったことから延命、高野山に流されたが氏政・氏照兄弟は助命の条件で開城に
応じたにもかかわらず秀吉は約定に反し兄弟に切腹を命じ、氏直もほどなくして病死している。
氏政・氏照ノ墓所は小田原駅から徒歩2,3分の駅前歓楽街の小道にあり、歴史に名を遺す大
大名の墓所としてはあまりに寂しい気がしてならない。




一時時は天下も狙い、関東の広大な領地を有した大大名もちょっとした判断の誤りで
断絶の憂き目にあってしまった。どこか他所にも墓所はあると聞くが、あくまでもここが



一時荒れ果てていたのを再建したものらしいが、正面に並ぶ3つの五輪塔は右の大きいのが
氏政夫人、中央が氏政、左が氏照の墓と言われている。夫人の墓石が殿様のそれより大きい
のは何か意味があるのだろうか。後ろの壁についたシミがいかにも後方に無数の仏塔
の存在を想像させる、またその中央には北条市の菱形紋が見える。奉られた生花が鮮やか
で塔婆もまだ新しいと言うことは弔う人がいるということで安心した。





夕方帰りついた東京では雪が上がって小雨模様の天気であったが、翌朝起きて外を見ると
練馬の家々は全体に白いものを被っている。公式発表は都心で積雪あり(積雪量0センチ、
つまり1cm 未満)とのこと、いずれにしても50数年ぶりに11月の降雪で積雪は
初観測だったらしい。
練馬は東京湾から20キロ近く離れていて気温も普通1度くらい都心より低いのが常である。
練馬の地では確実に積雪は1センチ以上あったはずである。





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Last updated  2016.11.29 11:28:42
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