愈々庵気まぐれ日記

愈々庵気まぐれ日記

2018.06.02
XML
九州と四国の一部は早々に先週梅雨入りしてしまった。関東地方も
2,3日で入梅かと報じられていたがどっこい週末は一足飛びで夏日が続いている。
しかし来週あたりは確実にに梅雨入りしそうだ。

桜に始まり植物界の動向は今年はほとんど例年より一週間早く進行している。
そんなことを考えながらいつもの散歩道をそれると白いアジサイが目に入った。
アジサイとタチアオイの花は梅雨入りとともに咲き、梅雨明けとともに終わるとされている。
今年これらの花は例年より早く咲き始めたが関東地方の梅雨入りは花に付き合わなかった。
花は日本の春の気候に影響されるが梅雨はヒマラヤ山脈に関係するモンスーンや
太平洋の海水温と言った日本をはるかに離れた領域の気候が影響するので無理もない。

ピンク・紫・赤の西洋アジサイはよく見かけるが白は比較的珍しいので道路を渡り近づいてみた。


まず目についたのは毛槍のような形をした大きな花房である。
葉っぱには切れ込みが入ったカシの葉のようで名前はずばり「柏葉アジサイ」、
10年位前まではあまり見かけなかったが最近随所に植えられている。
もともとはアメリカ原産で日本にはかなり前に渡来したらしいが
育て易いということもあってか最近よく見かける。


大きな房が横に向かっている姿はミサイルが群れを成して飛んでいるように見える。


この柏葉アジサイの隣にはこれまたまっ白な丸い「手毬咲き」のアジサイが咲いている。
アナベルと言う名の西洋アジサイである。


冒頭に記したように子供時代からアジサイと言えばカラフルな青・赤系の色彩しか思い浮かばない。


ここは2,3年前に出来たメディカルモールであるが白い譜が入った葉っぱの
木が植えられていたりしてなかなか清潔感がある。


さらにすぐ先を曲がると「ヤマボウシ(山法師)」のこれも白い花が満開の並木がある。
並木植物としてはごく最近出現したものであり、白い花が枝先に上向きで咲き
山などで上から見ると真っ白な頭巾を冠ったあの弁慶の姿のように見えることから
この名があるのだろう。


並木に並んでいてもほとんどの人は「ハナミヅキ」と思っている。
実際葉っぱや花からは区別がつかない。ハナミズキがワシントンの桜への返礼として
東京に贈られた当初「アメリカヤマボウシ」と呼んだそうだ。
無理に区別しようとよく見ると幹の肌が少しだけ違っている。ツツジとサツキの
花期が違うようにハナミズキとヤマボウシもその花期は2か月近く離れている。


花弁のように見える白い部分は花弁ではなくはなく葉の変形したガクで、
花は中央の塊で小さな花が無数に集まった集合花である。
果実はヤマモモのような形や色で美しいとも思えるし毒々しくも感じる。
昨年私も経験済みであるがハナミズキの実と違って口に含むと甘酸っぱく結構いける味である。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.06.02 12:13:51
コメント(0) | コメントを書く
[野山、植物園、花壇の花] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: