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ハワイの定番「アロハシャツ」



ハワイの定番、アロハシャツ
今ではすっかりハワイの定番ファッションとなったアロハシャツは、1930年代に登場しました。
ちなみに、それまでハワイアンがどんな服装をしていたかというと、木の樹皮をなめしたタパ(Tapa)という素材で作った、男性はマロ(Malo)という"ふんどし"のような腰巻に、女性はパッウ(Pa`u)と呼ばれる、フラの衣装に似た葉っぱのドレスなんかを身に着けていたのだそうです。
今でもタパは繊維が丈夫で染色しやすい素材として、きれいなハワイアンアートを施した工芸品がお土産にもなっています、皆様も1度は手にしたことがあるかも知れませんね。

アロハシャツの起源にはいろんな説がありますが、日系人が着物の生地でシャツを仕立てたのが始まりという説が有力です。ヴィンテージのアロハシャツにシルク地の和風柄が多いのも頷けるようですね。
それ以外にも、大きな繊維工場のないハワイでは日本から布地を輸入していた歴史もあって、アロハシャツにちょっとうるさい人には、女性デザイナー エルシー・ダースなどがデザインした当時のシャツは今でも大変人気です。世界中の人々にアロハシャツが知れ渡ったのは彼のエリビス・プレスリーが主演したハリウッド映画のお陰といいます...。

アロハシャツのないハワイなんて、色のないシェイブアイスって感じかな?

ところで、初めてアロハシャツ(Aloha Shirt)という名前が広告として世の中に出たのは、1935年6月28日、ムサシヤ・ショーテンがホノルルの新聞に出した『手作りのアロハシャツを95セントから』という宣伝が最初なんだって。だから、Musa-Shiyaのロゴが付いたアロハシャツは復刻版になるほど希少価値があるってどこかで聞いたことがあります。

アロハシャツの賢い選び方
ところで、皆さんがハワイでアロハシャツをゲットするいい方法をお教えいたしましょう。
もちろん、色やデザインまでは私が決められませんから、ここでは質のいいアロハシャツを見分けるポイントを3つだけご紹介しま~す。

(1) アロハシャツの生地が裏返しに縫われているモノがありますが、これは間違えじゃなくて、
   染めが強いからわざと裏返しに仕立てています。
   この風合いは機械プリントにはないものです。

(2) ポケットがあれば色や柄がぴったりとシャツの下地と合っています。
   大量生産じゃできない手仕事ならではの仕上げ。
   コレなら手品のように貰った名刺を消すなんてこともできますね!?

(3) 古くてもぼろぼろになっていないシャツは上物!
   いくらヴィンテージといっても、大事に扱われていれば手入れもちゃんとしています。
   シャツの状態は細かくチェックしましようね。

(4) タグ、首の後ろについているラベルのこと。
   ハワイ製だけでなく、東南アジアや日本製の商品も売られているので、Made in Hawai'i
   またはMade in Honoluluの文字を確認すること。

(5) エリ    
   高級なものやヴィンテージものはエリの部分が「袋縫い」で仕上げられている。

とにかくハワイでは、結婚式でも、葬式でも、天気がいい日でも、雨の日でも、その日、その時にぴったりなアロハシャツが絶対見つかります!
奥様と、あるいはお子様と、お揃いのアロハシャツで、キメて見てください!


それでは、また。
 Mahalo!

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