我流、

2004.07.03
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深緑が生い茂る八月。
リゼンブールの民家では、騒がしい基、元気な声が聞こえた。
「アル!おい、起きろ!!」
「ね…姉さん?」
いつも、自分より起きるのが遅い姉が、自分を起こしに来るのだからアルフォンス驚き、一瞬のうちに眠気が飛んだ。
「アル、もう、朝飯は作ってあるから早く着替えて食おうぜ?」
「う、うん」
姉…エドワードがそう言うので、アルフォンスは不可解なものを抱えながらもとりあえず着替えることにした。




エドワードが早起きした理由は、明快だった。





「アル!ちょっとこっちに来てー!!」
朝食も食べ終わり、一息着いた頃、外からウィンリィの声がした。
「なんだ?」
「どうしたんだろ……。
僕のことを呼んでるし、ちょっと行って来る」
「おう」
そう言うと、アルフォンスはサンダルを履き、外へ出た。


「ウィンリィ…何?」
「ちょっと、家に来なさい」
「だったら、僕らの家で良いんじゃない?ロックベル家は近いけど、僕らの家は目の前だし」
ウィンリィの行動理由が分からず、アルフォンスは頭を捻る。

「良いから!私の家に来なさい」
しかし、ウィンリィはそう言うと、アルフォンスの腕を引っ張り足早にロックベル家に向かった。


「アルを連れてきたわよ!」
「ウィンリィ……急いてるのは分かるが、「ただいま」位は言ったらどうだい?」
セキルを銜えながら、ピナコは呆れたように言った。

それよりばっちゃん。布、間に合う?」
「ああ、あの人が言い呉服屋さん知っててね。簡単に手に入ったよ」
「そっか。じゃあ、みんなを呼んでくるね」
「ああ」
そう言うと、ウィンリィはアルフォンスを置いたまま、再び外へ出かけてしまった。
「ばっちゃん…何が、どうなってるの?」
「何だい、ウィンリィから聞いてないのかい?」
心底呆れたように、ピナコは答えた。
「う、うん…ウィンリィは何をやろうとしてるの?」
「それはだな……言うより、見た方が早いだろ。
 こっちの部屋に来な」
「う、うん」
ピナコに先導されて、アルフォンスはロックベル家の奥へ入っていった。
自分の家と同じくらい馴染んでいる家の、一番広い部屋につくと、そこには………




――――――――――――――――――――

日記&対話が書けなくなったのでSSSです。
喪失…久しぶりだなぁ。ホントに。






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最終更新日  2004.07.03 23:27:15
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