10年後の自分に向けての電脳通信

10年後の自分に向けての電脳通信

May 27, 2008
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カテゴリ: 書籍・新聞
佐藤優・鈴木琢磨著の 『 情報力 』 において、佐藤氏は “ 思想書は戦前・戦中の版のほうが理解しやすい ”という自身の仮説について、こう語っています。

「 当時 ( 1930年代 ) 、 哲学の本を読む学生のたちは持ち時間が非常に限られていた。戦争に出かければ、ある程度の確率で死ぬことは確実です。学生たちは生き死にの狭間にさらされながら、いま学ばなくてはならない本だけを限定して読んでいました。そういった読み手の需要を版元は知っていたために、編集者は緊張感を持って著者を選び、本を組み立てています。そのことが本を読んでいて分かるのです 」 ( 176ページ )


情報力

読んでいて、思わず身震いを感じ、「 やっぱりそうなんだ… 」 と納得しました。

最近の出版物は広告戦略の一つとして組み込まれています。これは時代の流れを考えると、致し方ないのかもしれません。
でも、真摯な態度でより良い本を作りたい…と願う気持ちは、時代を越えて、人の心を打つものなのです。

関与先の出版社の方がいつも言います。 「 我々の仕事は良い本を作ること 」
… まさにその通りです。







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Last updated  May 27, 2008 09:40:19 PM
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