10年後の自分に向けての電脳通信

10年後の自分に向けての電脳通信

July 1, 2008
XML
カテゴリ: 会計・税務
細野祐二著の 『 法廷会計学vs粉飾決算 』 を読んでいます。

前著の 『 公認会計士VS特捜検察 』 は画期的な著作でしたが、かなり読み難いモノでした。
それに対して、本作は、粉飾決算の実例、監査法人の動向をブロの視点から分析した傑作だと思います。

この本の236ページには、こうあります。 ( ちなみに、これは2007年5月に書かれたリポートです )


会社の作成した財務諸表に対して限定意見をつけたり、不適正意見を付して、その財務諸表を批判する機能を公認会計士の批判的機能というのであるが、それでは公認会計士が限定意見や不適正意見をバンバン出せば社会は満足するのか?
間違った財務諸表を出されるよりも、そのよう誤った財務諸表を修正させ、適正な財務諸表の作成を指導して適正意見を出してもらったほうが、その社会的効用ははるかに高い。これを公認会計士の指導的機能と言う。
しかし、現在の社会の論調は、公認会計士の批判的機能の欠如を問題とするばかりで、その指導的機能の重要性を指摘する論調など見たことがない。



法廷会計学vs粉飾決算

ただ財務諸表を否定するだけで、社会は混乱するので、“批判的機能”同様に“指導的機能”が重要である…なるほど、確かにそうかもしれません。

そして、“ 批判的機能 ” を “ 厳格監査 ” と読み替えると、ドラマ 『 監査法人 』 で提起されている問題点がよく分ります。

またそう考えると、「 会計参与 」 という制度が誕生したのも、至極、当然なのかもしれませんね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 1, 2008 06:45:10 AM
コメント(0) | コメントを書く
[会計・税務] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Calendar

Comments

taka-maru @ Re[1]:コンビニのレシート(11/22) 龍の森さんへ お久しぶりです。 インボ…
龍の森 @ Re:コンビニのレシート(11/22) ご無沙汰してます たしかに 納得できない…
taka-maru @ Re[1]:柴又帝釈天(04/09) 龍の森さんへ 「寅さん記念館」には行っ…
taka-maru @ Re[1]: 残暑お見舞い申し上げます(09/04) 龍の森さんへ お久しぶりです。 90歳を…
龍の森 @ Re: 残暑お見舞い申し上げます(09/04) わたしも今年  偏光サングラスを買いま…

Archives

August , 2026
July , 2026
June , 2026
May , 2026
April , 2026

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: