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2019.10.15
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カテゴリ: 漫画
ロシア本国では絶対にアニメ化できなさそうな『ライドンキング』の新刊が出た
感想を書いていこう。(参照「​ 1巻感想 ​」「​ 2巻感想 ​」)


ライドンキング3巻【電子書籍】[ 馬場康誌 ]

簡単なあらすじだけど,プルチノフと旅の仲間になっていた可愛い女の子たちの秘密がついに明かされる。
魔法使いの方の女の子,ベルは「魔圧縮」という,生物以外の物を小さくし,また必要な時に元の大きさに戻す魔法が使えるという。ドラえもんのスモールライトみたいなものか。
描写を見る限り,質量保存の法則も無視してようで,かなりヤバい。





さて,女の子の話はここまでで、以下はプルチノフの話をしてく。
まず,今巻のプルチノフは自慢の交渉力を見せてくれる。
マッチョな上半身裸という蛮族スタイルで、ドヤ顔しつつ交渉力を自慢するプルチノフは最高に笑える。 ラインスタンプにしてくれたら、金払って買うファンが続出するだろう。


(19頁。交渉力に自信。)


そんなプルチノフだけど、彼の国作りがうかがわれる発言がいくつかあったので、2つほど見ていく。
1つが、これ。 「為政者として統治の責任は民に対して負うもの」 というの。
汚職に励む日本の政治家に聞かせてやりたいものだ。なお、この発言を発展させると、「民のための政治をしない国は滅ぼしていい」という形に発展するわけだけどね。


(31頁。主権は国民にある)

また、プルチノフは王になるわけだが、別に自ら名乗ったというより、まわりが勝手に王と呼ぶようになる。それに対し、プルチノフはあくまで王ではない、みなが友だというのだ。
そう、強いだけではダメなのだ。キン肉マン風にいえば、「心に愛がなければ、スーパーヒーローじゃない」のだ。プルチノフは強さも、愛も備えている。まさにスーパーヒーローである。


もともとも、ライドンキングは拾いきれないほどプロレスネタが詰まっている。たとえば、プルチノフが敵方から「閃光魔術師」(シャイニングウィザード)と呼ばれているんだけど,これは同名のプロレス技から来ているわけだ。
で,今回のプルチノはプルチノフは獣王の証である 「十二亜八冠」(じゅうにあはっかん) の力で気位の高いケンタウロスに騎乗し,悪魔的合体をしたり,大地の力を入れての正拳突きで敵を倒すのだ!

ここ展開はふざけまくっていて,「十二亜八冠」って2巻で出てきたときは「12の部族を統治した8王国の冠」と説明されてたので読み流しちゃたっけど、これは明らかにグレートサスケ(みちのくプロレス)のジュニア八冠だろう。
あと,プルチノフがケンタウロスと悪魔合体したのに対し,ベルが「 悪魔的(サタン)の結合(クロス)みたいな。1+1が200で10倍・・・
あと、「1+1が200」ってのは小島聡だろバカヤロー!  笑わせるなじゃないぞコノヤロー!
画像は面白すぎるので引用しない。自分で買って読むべき。

さらに再読していて気が付いたが,十二亜八冠について巻末の設定解説では, 「ミチョーク王国のサスク王が作らせた」という,ふざけ切った説明がなされている。
そのほかにも「獣の神化は絶望をともなう哀しみを背負うことによる無想転生」と北斗の拳ネタをぶち込んでみたりしていて,色々とヤバい。


(189頁,遊び心があふれ出す解説)


物語的には,ケンタウロス編はジェラリエに悲しい過去が明かされたりと色々あったし,そこも語りたいけれど,長くなりすぎたので断腸の思いで省略。
ジェラリエは物語から退場したようだが、いよいよ話は大きく浮き出したので、次も買うしかない。

・​ 1巻感想
・​ 2巻感想



ライドンキング 3/馬場康誌【合計3000円以上で送料無料】





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最終更新日  2019.10.15 17:30:26 コメントを書く


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