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たけB777
元探検部、今は各地の城跡・史跡・旧街道を探索中。
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2017/06/16
テーマ： 城跡めぐり(1260)
カテゴリ： 城跡と史跡(青森・秋田・山形・宮城・福島編)
仙台から在来線で1時間弱、東北本線の白石駅にやってきました。
白石は「伊達政宗の知恵袋」と呼ばれた片倉小十郎景綱の本拠地、白石城があった場所です。
白石駅にある片倉景綱の甲冑
駅前ロータリーにある鐘楼
ご当地グルメとかには無頓着で、初めての土地でも普通にチェーン店に入ったりします。
ちょうど白石駅前にラーメンのお店があったので、入ってみることにしました。
お店に入って写真入りのメニューを見ながら、「ずいぶんと変わったラーメンだな～」と思っていました。
メニューを指さしながら、「瓶ビールとこの三種らーめんをお願いします」と言うと、「これは『うーめん』です」とのこと。
お店の看板の「うーめん」の「う」が略字だったので、てっきり「らーめん」だと思っていました。
ごま・くるみ・しょうゆの三種のつけだれです。
お店にはうーめんの歴史が書いてあって、漢字では「温麺」と書き、その歴史は古く江戸時代初期まで遡るようです。
白石城下に住む鈴木味右衛門が、胃を病んだ父親のために、油を一切使わない麺の製法を旅の僧から学んで作ったのが始めとされています。
その麺は伊達氏や片倉氏への献上品ともなり、みちのくの人の温かい心から「温麺」と名付けられました。
「食にこそ歴史と文化があるな～」と思いつつ、白石城下を通っていた旧奥州街道の方へ向かってみました。
街道沿いの東信寺には、白石城二の丸の大手門が移築現存しています。
白石城に近づいていくと、蔵王の雪解け水の恩恵でしょうか、至る所に清流が引き込まれていました。
白石城の外堀でもある沢端川
かつての武家屋敷前にも水が流れていて、ふと 長州萩城 の城下町を流れる 藍場川 を思い出しました。
「城下町」という言葉そのものが形骸化する今日にあって、初めて訪れた白石には「城下町風情」が色濃く残っており、なんだかノスタルジーすら感じます。
そしていよいよ、白石城へと登城して行きました。
白石城三の丸大手口
白石は「伊達政宗の知恵袋」と呼ばれた片倉小十郎景綱の本拠地、白石城があった場所です。
白石駅にある片倉景綱の甲冑
駅前ロータリーにある鐘楼
ご当地グルメとかには無頓着で、初めての土地でも普通にチェーン店に入ったりします。
ちょうど白石駅前にラーメンのお店があったので、入ってみることにしました。
お店に入って写真入りのメニューを見ながら、「ずいぶんと変わったラーメンだな～」と思っていました。
メニューを指さしながら、「瓶ビールとこの三種らーめんをお願いします」と言うと、「これは『うーめん』です」とのこと。
お店の看板の「うーめん」の「う」が略字だったので、てっきり「らーめん」だと思っていました。
ごま・くるみ・しょうゆの三種のつけだれです。
お店にはうーめんの歴史が書いてあって、漢字では「温麺」と書き、その歴史は古く江戸時代初期まで遡るようです。
白石城下に住む鈴木味右衛門が、胃を病んだ父親のために、油を一切使わない麺の製法を旅の僧から学んで作ったのが始めとされています。
その麺は伊達氏や片倉氏への献上品ともなり、みちのくの人の温かい心から「温麺」と名付けられました。
「食にこそ歴史と文化があるな～」と思いつつ、白石城下を通っていた旧奥州街道の方へ向かってみました。
街道沿いの東信寺には、白石城二の丸の大手門が移築現存しています。
白石城に近づいていくと、蔵王の雪解け水の恩恵でしょうか、至る所に清流が引き込まれていました。
白石城の外堀でもある沢端川
かつての武家屋敷前にも水が流れていて、ふと 長州萩城 の城下町を流れる 藍場川 を思い出しました。
「城下町」という言葉そのものが形骸化する今日にあって、初めて訪れた白石には「城下町風情」が色濃く残っており、なんだかノスタルジーすら感じます。
そしていよいよ、白石城へと登城して行きました。
白石城三の丸大手口
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