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神奈川県が津波対策を見直している中で新たな浸水予測図を公表している。
これは東日本大震災の際に多用された 「想定外」 をなくすという目的らしいのだが…
その中で 鎌倉に14メートルの津波が襲うという予測をもとにした、浸水マップ がある。
ひとつ驚いた事がある。
それは今回の予測で鎌倉の大仏は浸水すると予測されているのだが、今回の予測以前ではこの鎌倉の大仏は避難場所に指定されていたというのだ。
鎌倉の大仏が東大寺の大仏と違い大仏殿が無いのは何故か?
諸説あるものの、大地震とその後の津波によって消失したというのが定説である。
つまり…鎌倉の大仏は津波被害を受ける場所である事は明確だったはずだ。
そんな場所を浸水マップにいれずに避難場所に指定するって…以前の想定がいかにいい加減で出鱈目であったのかの証明以外の何物でもない。
もし、浸水マップが以前のままで、地震・津波が鎌倉を襲い、鎌倉の大仏に避難した住民が津波で亡くなった時に、平気な顔で「想定外」と言うつもりだったのだろうか?
過去に津波が襲った場所を避難場所に指定しておきながら???
今回の神奈川県の「想定外をなくす」と言う試みは正しいと思うし、立派な試みだと思う事もできる。
が、一方で、想定するのに様々な理由で税金が使われているのは明らかなのだから当たり前と言えば当たり前の事でもあるとも言える。
ただ、今回のこの神奈川の試みで見えてくるのは、今までの想定と言うのがどれだけいい加減なものであったのかと言う事だし、そこにどれだけ無駄に税金が使われていたのかと言う事なのかも知れない。
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