† Ano i ne. Proboha! †

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2006年03月14日
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カテゴリ: My研究
 ショパンの24のプレリュードの楽譜を使用して、伝統的なパデレフスキ版と、最新のエキエル版の異同を、1曲ごとに詳細に検討してみようと思います。

 今日は第1番です。Eはエキエル版、Pはパデレフスキ版を表します。



右手のスラーが1つ(E)、2つ(P)

第4小節: 
全小節ペダルの指示(E)、ペダルは32小節までsimile指示(P)

第16~17小節:
17小節右手にstretto表示(E)、stretto表示は16小節後半に(P)

第21小節:
第1小節と同じ指摘が一つと、パデレフスキ版のみに(ff)との指示があること

第22小節:
パデレフスキ版のみに(dim)の指示がある

第24小節:
第1小節&第21小節と同じ右手のスラーの異同

第27小節:
第1小節&第21小節&第24小節と同様、右手のスラーの異同

第33小節:
パデレフスキ版のみに(pp)の指示がある



 ちなみに、自筆譜のファクシミリを見ますと、すべて、エキエル版と同じでした。エキエル版編集方針の大前提が見えてきましたね。


 第24回まで、不定期に連載する予定です。お楽しみに(なんないか…)♪ 






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最終更新日  2006年03月14日 22時42分04秒
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