エフゲニー・キーシン のリサイタルでした。
ミューザ川崎シンフォニーホール(午後7時開演)で来日初日の公演でした。
前半:
ベートーヴェン『ピアノソナタ第3番』作品2-3
ベートーヴェン『ピアノソナタ第26番』作品81a≪告別≫
後半:
ショパン『スケルツォ』全4曲
アンコール:
シマノフスキ『エチュード』作品4-3
ショパン『練習曲』作品10-4
リスト『ハンガリー狂詩曲第10番』
ショパン『ワルツ』作品64-2
ベートーヴェン『コントルダンス』
ブラームス『ワルツ第15番』
ショパン『ワルツ』作品64-1≪子犬≫
バッハ『シチリアーノ』
以上の八曲でした。
1階C8列24番の良い席でした。
前半は、雨のためか、ピアノが若干鳴らず響かず、キーシンも苦労していましたが、休憩中に調律が行われ、後半はきちんと響く状態になっていました。調律の大事さも教えられたように感じました。
それにしても、アンコールが1時間も続く形のコンサートは、現代では珍しいと思います。デビューして20年以上経つキーシンですが、まだ30代前半の若さならではの、パフォーマンスもあり、結果的に前半の不満はあったものの、総合的には大変満足した一日となりました。
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