タコ社長,オーストラリア・メルボルンのスローライフな日々

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タコ社長1952

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テーマ: 海外生活(7776)
カテゴリ: 問題提起
今から25年近く前のことになる。赤坂の外人バーで知り合ったアメリカ人のサリーが台湾人の男性と品川でアパートをシェアーしている、というので何だかすごく嫌な気がしたのを覚えている。狭い日本のアパートで、見ず知らずの男と、はち切れんばかりの凹凸の激しいサリーが一緒に暮らしているというのだ。想像もしたくなかった。当時の私には到底理解のできないことで、警察官の息子としては同じ屋根の下で男女が一緒に暮らしていれば、当然なるようになるしかないといった一本筋の通った実直さをまだ持っていられたようなときの出来事だった。そうしなければ、世間に申し訳が立たないなどと思えていた。

因みにこのサリーとは、その後ほどなく別れることになったのだが、私がある病院に入院していたときに、スーツにアタッシュケースという出で立ちで見舞いにきてくれたのが淡い思い出として残っている。私は、寝巻きにフンドシという姿で立ち向かった。

先日、こちらでオーストラリア人の男がセクハラで逮捕された。その逮捕のきっかけとなったのは、ある若い日本人女性からの訴えによるものだった。実は、この女性を私は知っていたのだ。こちらオーストラリアのメルボルンで、私は結構若い日本人の学生やワーホリさんから相談ごとを受けることが多い。「聞くだけ人生相談」と称している。実際にカウンセラーの資格がないので、まるく話をさせていただいている。

ある日、この女性(Aさん)が泣きながら私に話してくれた。Aさんは、こちらでは一般的になっているシェアーハウスを探していて、あるオーストラリア人の男性(B容疑者)の家を見に行ったという。

B容疑者はとても親切にAさんを迎えてくれ、今は一人だけど2日したら中国人の女性が入ることになっているので、どうか安心して欲しいと告げた。Aさんは、日も暮れていてやや疲れてもいたのでこの家に入ることにした。ちょっと気になったのは、やたらハグしたり体に触ることだったが、こちらではそうなのだろうと思って入ったとのこと。

晩御飯は、B容疑者が作ってくれスムースにシェアーハウス生活がスタートしたかにみえた。晩御飯が終わったのが夜の11時を過ぎていたので、もう寝ると告げるとB容疑者がどうしてもビデオを一緒に見ないかと誘ったらしい。何度も断ったのだが、最初から気を悪くされてもシェアー生活が気まずくなると思いAさんは少しならと一緒に見始めた。するとどうだろう、そのビデオはハードコアポルノだったという。

「何で、私にこんなものを見せるの!」Aさんは拙い英語だったが大声で叫んだという。幸いしたのは、Aさんが日本で前に剣道をやっていたことで、発声が良かったようだ。芸だけではなく剣も身をたすく、だろうか。B容疑者はあまりの大声に驚きAさんに謝り自分の部屋に篭ってしまった。

Aさんは、もう夜も遅いので翌朝にこの家は出ようと決めて寝ることにした。何かあると怖いので電気を点けて服を着たまま寝た。夜中に目を覚ますと消したはずの電気が点いていて、B容疑者の手がAさんの下腹部にあったのだそうだ。

Aさんは、仕返しなどされたら怖いしもうこの件はもう忘れたい、と言って私の目の前で涙をポロポロと流した。どんなに怖い一夜を過ごしたことだろうか。ただ、入るときに出したレント750ドルの内、250ドルが戻ってきていないので、どうやったら返してもらえるか相談したかったようだ。



1年以上前に、私は別なオーストラリア人の男が、日本人女性少なくとも2人に婦女暴行事件をはたらいた事件で助けを求められたことがあった。しかし、この2人の女性、またはそれに近い行為をされた女性達は裁判所に訴えるまでにはいたらず、この男は今も日本女性を追いかけていると聞く。

日本人女性は概して、

1. 「人を見たら泥棒、セクハラ人間と思え力」が非常に弱く、割と簡単に信用してついてってしまう。数年前にアデレードで日本人女子学生が殺害されている。
2. 英語で話しかけられると嬉しくなり、誰でもいい人に見えてしまう。
3. Noとはっきり言わない。
4. 被害にあっても訴えない。

などが昔から言われていて、被害も後を絶たない。一説には、日本で非常にいい思いをした外国人男性が、あの夢をもう一度的に自国に戻ってからも懲りずに日本人女性を追いかけているらしいという。随分まえのイタリアでのカバキ事件も思い出す。

Aさんの今回の訴えはたいしたもので、日本女性も以前のように泣き寝入りする人たちばかりではないということをこちらの人々、特にスケコマシの連中に強く印象付けたのは大きなことだった。きくところによると、韓国人の女性などは言うべきことをはっきりと言うし、泣き寝入りなどは絶対にしないので被害に遭う確率が低いという。今回のAさんの訴えで、少なからず日本人女性に勇気がでて、被害を未然に防げたり被害に遭ったら適切に対処きたりするようになったら、Aさんは大きな貢献をしたことになる。

昔、隣の芝生的に白人女性を追い掛け回した私は自分のことを棚に上げるつもりは毛頭ないが、少なくとも数限られた経験のどれもが一応同意のもとであったと思ってはいるし、願ってもいる。

25年近く前に、シェアーハウスのことを初めて知って嫌な思いをした私の勘は、未だそれほど外れていないのかもしれない。シェアーハウス、これからも十分と気をつけてやっていただきたいものだ。






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Last updated  2007年03月23日 07時07分03秒
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