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NETFLIXで以下のドキュメンタリー映画を観た。https://www.netflix.com/jp/title/81343342史上初、M87銀河のブラックホールの撮影に成功についてのドキュメンタリー。https://www.nao.ac.jp/news/science/2019/20190410-eht.htmlM87銀河のブラックホールを観測するための望遠鏡は地球サイズが必要とのことだ。イベント・ホライズン・テレスコープは地球上の南極、チリ、スペイン、メキシコ、アリゾナ、ハワイなどの望遠鏡の画像を統合することでブラックホールの撮影に成功した。撮影できる気象条件が限られるため、3日3晩の寝ずの作業で撮影したようだ。一方、スティーブン・ホーキング博士の勉強会メンバーは「情報パラドックス」というブラックホールの事象の地平線の向こう側では情報が消失し、物理法則が否定される、という問題に取り組んでいた。ホーキング博士が亡くなったあとも、ブラックホールの表面に情報が暗号化されて保存されていることを論文で発表していた。自由度が変わることから「柔らかい髪」と呼んでいた。10ページに及ぶ1000項以上の方程式について長いこと検討し、慣性過給の変化と地平面の角速度の合計が12Jになることが重要ということだった。水槽に渦を作って、ブラックホールを理解しようとしているチームや、コンピュータシミュレーションでブラックホールの挙動に挑んでいるチームもあった。世界中の物理学者がブラックホールの謎の解明のために、ときに意見の衝突もありながら、チームワークを発揮し、何十年も取り組み続けている姿に感銘を受けた。お互いを尊重し合いながら、いいところを引き出して取り組んでいた。ブラックホールの謎が解明されれば、この宇宙の起源やこれからどうなるのか、もしかすると、死後の世界みたいなこともわかったりするのだろうか。にほんブログ村
2023年11月26日
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同僚がブルーレイを貸してくれた。近未来の地球、異常気象が頻発し、農作物が育たなくなってきている。もはや、地球外の惑星に移住するしか人類存続の道はない。元空軍パイロットが、土星付近のワームホールを通って、太陽系外の移住可能な惑星を探しに行く。http://wwws.warnerbros.co.jp/interstellar/-----面白かった。宇宙旅行では、時間の進み方が地球とはちがう。そのため、宇宙にいる主人公たちの1時間が地球の7年に相当する。博士の解いた重力の方程式では、人類移住計画は完成しない。ブラックホールの特異点の情報が必要。その情報は重力波でしか伝えることができない。ブラックホールに落ち込んだ主人公とTARSが、主人公の娘をすぐ近くに見ながら、話しかけられないのは切なかった。荒唐無稽なSFではなく、物理理論に基づいた設定と、人間らしさ、愛などをテーマにした映画でみごたえがある。にほんブログ村
2015年10月24日
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めったに映画館にいかないぼくが、珍しく新百合ヶ丘の映画館に足を運んで映画鑑賞をした。ターミネーターは、ぼくにとって、1,2の衝撃が大きかった。この作品は1の前の物語になっている。映画館で観るターミネーターは、迫力があり、面白かった。以下、ぼくが思ったこと。タイムトラベルものは、もはや、時代の前後に意味はなく、1973,1984,(1997),2017,2029といった時点がターニングポイントに設定されているが、複数の時間軸(パラレルワールド)があり、冷静に考えると、なにがなんだかよくわからなくなる。親殺しのパラドックスというものがあり、タイムトラベルにはパラドックスがつきまとう。ある人が過去にさかのぼり、自分の親を殺すと、自分は存在しなくなり、すると、親は殺されなくなり、自分は存在する・・・という無限ループになるというパラドックスである。ターミネーターはまさにそれだと思う。本作でも、1984は1のときの1984とは異なっており、審判のときは1997であったが、2017に変わっていた。タイムトラベル、複数の時間軸(パラレルワールド)を認めると、「今ここにある大切な時間」というものの意味がなくなるような気がする。人間であれ機械であれ、自我を持つ存在は、「所有と支配の欲求」の支配から逃れられないのだろうか?数百万年前に人類が存在して以来、「力こそ正義」「勝てば官軍」「支配して征服する」「人を支配するのは恐怖と暴力」という原理が今日までずーっと続いている。一言で言えば、人間は、「優越感に浸りたい」という欲求に支配され続けている。しかし、一方で、「協調、共存したい」という欲求もある。人は誰でも、与えられた条件で、利益を最大化しようとする。だから、ある特定の人がほかに対して圧倒的な力を持つと、悲惨なことになる。それを防ぐために、三権分立のように権力を分散するしくみがある。今後、テクノロジーが進歩するにつれて、人類の脅威となる技術がますます出てくる。ターミネーターは、そのような技術が悪用されるとどうなるかを見せつけてくれる。↓公式HPhttp://www.terminator-movie.jp/にほんブログ村
2015年08月09日
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