フィドル上達法

フィドル上達法

2006年01月10日
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アイリッシュフィドルや、ジャズでもブルーグラスでもリズムを生み出すバイオリンの奏法は、クラシックのそれとは違います。

クラシック音楽のバイオリニストは、バイオリンを肩の方に高く掲げ、バイオリンと自分の体とに間に大きく空間を作って、音がよく響くように構えます。弓もバイオリンが高い位置にあるので、ひじも高く上がり脇があきます。そして、ビブラートをふんだんに使い、ホールで大観衆を感動させるような音で演奏します。

一方、伝統音楽が聴く音楽として人前で演奏されることになったのは、作曲・編曲家であるショーン・オリアダによってが最初で、せいぜい1960年代以降のことです。
それまで、伝統音楽は過酷な生活のやむにやまれぬ発露として生まれ、家の中や辻角やパブなどで、人々にダンスの伴奏を提供していました。ダンス音楽では、リズムが一番大事ですから、ボーイングも水平方向とおなじくらい垂直方向に動き、すなわち、アクセントを生み出す短いストロークのボーイングが使われます。これは、上のようなクラシック音楽のバイオリンの弾き方ではできません。

最近、クラシック音楽の演奏家が、ジャンルの枠を超えて、ポップスの歌番組やフォークミュージックやジャズに登場してきていますが、みんな一様にクラシック音楽のときのように長く伸びたボーイングを行っていて、少し残念です。

リズムを生み出すボーイングについては次回。





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最終更新日  2006年01月10日 13時32分37秒


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