忘却の彼方へ 別館(たぬちゃん 日々雑感)

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2004年07月15日
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カテゴリ: さだまさし
さだまさしさんの音楽(その15)は、「祇園会」
京都の7月は、祇園祭で始まり、祇園祭で終わります。一般に
ニュースに流れるのは、15日の宵々山から17日の山鉾巡行
ですが、実際には1日(~5日、町によって異なる)の吉符入
から始まり、2日のくじ取式、10日のお迎え提灯、御輿洗い
などがあって、17日の巡行を迎えます。また以降も、24日
の還幸祭などがあり、「後のまつり」が17日の巡行に吸収さ
れたことで、昔の祭りを再現しようと始められた、花傘巡行も
24日に実施されます。最後は28日の御輿洗い。これですべ


で「祇園会」ですが、正確にはレーズンがアーティストになり
ます。さだまさしさんと吉田政美さんのグレープが、歳をとり
乾いたから、レーズン(^^;って、どうでもいいですね。

『三年坂で別れてから 随分経ちますね
 会いたくなくてとても会いたくて』
会いたいような、会いたくないような人っていますよね。本当
は会いたくてたまらないんだけど、会うのが怖い人。

『会えたら何て言おうかしらとずっと思ってたのに
 息が止まりそうで目をそらした』
そういう人に会った時、ちゃんと言いたかったことを、言える
人は少ないと思います。話したいことは、山のようにあるのに、

なっています。

『揃いの浴衣であの日二人 初めて手が触れて』
京都で生まれ育った人は、宵山で初デートをした記憶のある人
が多いんではないでしょうか? 少し夜遅くなっても、許され
る日であり、また口実にしやすい日でもありました。最近でこ

なく歩いている・・・そんな風景を見ることが出来ます。

『梅雨前線はもう北へ去って
 明日から夏になる』
京都の夏は、山鉾巡行とともにやってきます。祇園囃子が聞こ
えるようになると、暑い夏の始まりです。宵山や宵々山の日は
不思議と夕立が降ることが多く、その雨が昼間の焼け付くよう
な日差しを納め、それと入れ違いに人々の熱気が四条界隈をう
めつくします。

『 もしもあの時あなたにそう言いかけて
  季節違いに気づく
  そっと振り向けば夢の音
  いえ多分 後の祭』
「もしも」この言葉を、相手にぶつけても意味がないのかもし
れません。それはすでに、過ぎ去った季節を戻そうとするよう
なもの。


この「祇園会」には、新橋、高瀬川、三年坂(産寧坂)など京
都の地名が効果的に、ちりばめられています。メロディライン
もすごくきれいな、名曲です。







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最終更新日  2004年07月15日 10時16分31秒
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