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2005年01月20日
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カテゴリ: さだまさし
さだまさしさんの音楽、その41は「城のある町」
この曲は、丸亀市の市制施行100周年を記念して作られた歌です。私は見たことがないのですが、歌碑がJR駅前に建っているそうです。

『春は お城に花吹雪 ぼんぼりに淡い明かり灯る
 いにしえに石垣をひとつひとつ 積み上げた誰かを偲ぶ頃』
「お城」は、当然丸亀城のこと。お城と桜はよく合います。日本人の原点ともいうべき花、桜。夕暮れが迫り、ぼんぼりに光が灯り、花びらが舞い散る。そんな風景の中を、そぞろ歩きしていると、心穏やかになれます。

『城のある町で 生まれたから
辛いときには 坂道のぼれ
見返り坂を抜けて 振り向けば
どうにかなるさと 瀬戸の青い海』


『夏は 白壁に赤い色 あなたの手の団扇が風を呼ぶよ
 虫送り 夜空に遠花火 踊りの宴 やがて地蔵盆』
丸亀の名産品に「うちわ」があります。夏の暑い夕暮れ、花火を眺めながら、うちわで涼をとる。昔の夏の過ごし方です。

『秋は 月見の天守閣 ふと暖をとるや月菜汁
 冬も 変わらぬ讃岐富士 金刀比羅へ向かう遍路みち』
天守閣と満月。これも絵になる風景です。月菜汁は、実際には存在していなかった料理です。この曲がきっかけとなり、丸亀市では「月菜汁レシピコンテスト」が開催され(今でも毎年開催されています)いろんな月菜汁が誕生しました。丸亀市内の料理屋さんで、月菜汁を提供しているお店もあります。が、残念ながらレギュラーメニューではなく、前日には予約が必要な料理とのこと。気軽に食べさせてくれるお店が出来たら、いいんですけどねえ。まだまだ、毎年あたらしい月菜汁が生まれている町ですから、将来的には「月菜汁専門店」が出来るかも知れません。
でも珍しいパターンですね。曲の中から、名物が生まれるって。丸亀の方に愛されている曲なんでしょうね。
丸亀は、金比羅さんへと向かう遍路道にあたります。本州側から出た船は、塩飽諸島を経由し、丸亀港へ入っていました。今も瀬戸大橋がすぐ近くにあります。

丸亀には、お城、青い海というすばらしい風景があります。昨年夏に訪れた時の感想としては「まだまだ発展途上の観光地」でしたが、これから先、日本の原風景として発展していってくれそうです。
「城のあるまち」として...





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最終更新日  2005年01月20日 12時15分02秒
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