世田谷区役所からさらに西に向かい、塀に沿って南へ回ると、豪徳寺(ごうとくじ)の山門にたどり着きました。
豪徳寺山門
同上
豪徳寺の山号は大谿山(だいけいざん)。もともとは臨済宗でしたが、現在は曹洞宗のお寺です。世田谷城主の吉良政忠が、亡くなった伯母の菩提を弔うために文明12年(1480年)に建立した「弘徳院(こうとくいん)」を前身としています。
「井伊直弼墓」の石標
門の手前左側には、「井伊直弼墓」と書かれた石標があります。
井伊家の墓所
寛永10年(1633年)、彦根藩世田谷領が成立し、彦根藩主井伊直孝が井伊氏の菩提寺としました。寺号の豪徳寺は、直孝の戒名「久昌院殿豪徳天英居士」に由来します。
井伊家の墓所は平成18年(2006年)、国の史跡に指定されています。ここに井伊直弼(なおすけ)の墓もあります。
それにしても、安政の大獄で処刑された吉田松陰の墓と、処刑した井伊直弼の墓が、1キロメートルに満たない距離にあるとは、なんとも不思議な気がします。
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