ぐうたらたぬき途中下車

ぐうたらたぬき途中下車

2011年07月16日
XML

さて、宇治十帖の話に戻りたいと思います。

宇治十帖の7番目、源氏物語の五十一帖「浮舟」の古跡は、三室戸寺の境内、鐘楼の脇にありました。

京阪三室戸駅周辺 浮舟の古跡

「浮舟」は、薫が27歳の春のときの話です。

浮舟のことを忘れられない匂宮(においのみや)はやがて、薫君によって浮舟が宇治にかくまわれていることを知ります。

ある夜、薫君を装って浮舟の居所に忍び込んだ匂宮。それに気付いたときは時遅し。しだいに匂宮に惹かれていく浮舟。

浮舟は、穏やかな薫君と情熱的な匂宮の間で板挟みになって苦しみます。そしてついに、ことが露見するに至り、死を決意します。

ところで「浮舟」の由来ですが、浮舟が匂宮に連れだされ、小舟に乗って宇治川の対岸に渡るときに詠んだ歌、

  「橘の小島の色はかはらじをこのうき舟ぞゆくへ知られぬ」

にちなんでいます。

悲劇のヒロインであり、宇治十帖で重要な役割を担う浮舟ですが、しかし、源氏物語の中では名前を与えられていないんだそうです。訳本では浮舟として登場しますが、その名は後世になって定着した名前なんだそうです。このように扱われることは、浮舟の身分が低いからなのでしょうかねえ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年07月18日 16時38分12秒
コメント(2) | コメントを書く
[街を歩いて見かけたもの] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:京阪・三室戸駅周辺 宇治十帖「浮舟」(07/16)  
昨夜から、こちらに来たまま水平飛行になってしまっておりました。。。

和歌に詠まれた中に例えとして入れられていた言葉だと伺いましたが。。。確かに、お名前はこちらから来ていて、何々の君とかいう名前は無かったようですね。
思われ人。。。
まぁ、架空のお話ですからそういう女性がいたら。みたいなことなんでしょうか。
でも、ある意味、下世話な言い方をすると、男心をくすぐるためには、みたいな今でいうハウツー本になっていた気がします。なので、世の女性には愛読されたのではないでしょうか。

正直、薫があんなに女ったらしになるとは思いもしませんでした。
源氏の子だから仕方が無いのかな。
葵の上は気位が高く、元々は天皇に嫁ぐ姫君として育てられたものだから、源氏との仲もうまく行っていなかったでしょう?
葵祭での、牛車のぶつかり合い。
六条の御息所は、これまた位の高い女性でしたからねぇ。
旦那様に死なれてしまったばかりに。。。
でも、源氏が一番罪作りでしたよね。

源氏が亡くなってしまってからの話なので、正直興味が薄れてしまいますが、ここまで入り組んだ人間関係をよくも描いたものよ。と思いますねぇ。 (2011年07月19日 07時39分28秒)

Re[1]:京阪・三室戸駅周辺 宇治十帖「浮舟」(07/16)  
まあちゃん9541さん、こんばんは。
ハウツウ本ですか、たしかにそうなのかもしれませんね。
(2011年07月19日 23時43分34秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: