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六波羅蜜寺
京都市東山区五条通大和大路上ル東
京阪本線・清水五条駅より東へ徒歩7分六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)は西国第17番の札所で、天暦5年(951年)に創建されました。
「波羅蜜(はらみつ)」とは悟りの世界に至ることです。「波羅蜜多(はらみた)」ともいいます。「六波羅蜜」とは、そのための6つの修行のことだそうです。ただし、地名では「蜜」が外れて「六波羅」として定着しました。
六波羅蜜寺の開祖である空也(くうや)上人は、若いころから修行者として諸国を巡りました。「南無阿弥陀仏」を唱えながら、道路や橋をつくったり寺院を建てたりしたといいます。醍醐天皇の皇子とも伝えられていますが、実際にはあまりよく分かっていないようです。
六波羅蜜寺には、木造の空也上人立像(鎌倉時代、重要文化財)があります。「南無阿弥陀仏」と唱えると、その音が6体の小さな阿弥陀仏像となって吐き出されているようすを示したものです。教科書などで見たことがあるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
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平安時代の終わりころになると、平忠盛(平清盛の父)がこの地に「六波羅館」を置き拠点としました。やがて、六波羅蜜寺やその周辺には平家の館が立ち並び、平家の軍事力の拠点となりました。
鎌倉時代になると、北条時政が京都守護として六波羅に庁舎を建てます。さらに承久の乱の後には「六波羅探題(たんだい)」と改められました。
長く軍事力の拠点だったこともあり、何度も兵火に見舞われたようですが、国宝の十一面観音立像ほか、多くの文化財が残されています。
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