Tarsha's Trace

Tarsha's Trace

2008.08.12
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デング熱になると、血小板の数が「異常に」下がるのだ。でも、彼女の血小板の数値はノーマルだった。

良かったぁ。

しかし何らかの菌に感染していることが分かり、これから数日、薬を飲むことに。

交通渋滞に見舞われ、寮に着いたのは7時前だった。



先ほど彼女の部屋に「熱冷まシート」を届けに行ったら、ベッドに横たわっていた彼女が手で目をぬぐっているのが見えた。目の周りはぬれて、少し赤くなっていた。



:泣いてるの?


:・・・頭がすごくずきずきして・・・さっき計ったら39度だった・・・





:そうなんだ・・・さっきお薬飲んだばかりだから・・・20分くらい前に。


:ああ、じゃ、まだ飲んだばかりだね。ご飯は?


:さっきバナナ食べた・・・


:そっか・・・じゃ、もうちょっと様子見てみようね。また後でくるね。




彼女の部屋は、私の部屋のように3人各々の間の仕切りが何もなく、だだっ広かった。

彼女のルームメイトは、DVDを観ていた。私が1時に彼女を部屋に迎えに行ったときも観てたぞ? 


難しいんだよね。ルームメイトの間の距離感。特に、相手が世話を必要とする場合。それぞれの生活があるから、つきっきりで看てもらうなんていう甘えや頼りは「ない」。

また、相手に迷惑になることを気にして、かえって言えないことも多い。


でも、一言でも、声をかけてあげたのかな? 

それだけで、「気にかけてくれている」ということが分かるだけで、全然、違うのだ。

そしてそれを示すのは、なるだけ早いほうがいい。でないと、1人黙って横たわっている相手の沈んだ心に、孤独感が堆積していく。




私が交換留学時代にデング熱で倒れたとき、多くの方々にお世話になった。たくさんの真心と思いやりをいただいた。今、その小さな恩返し。







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最終更新日  2008.08.12 23:02:44
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