あたしはあたしの道をいく

家を建てる

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2006.05.16

あたしはアダルトチルドレンです。

あたしはACの連鎖を断ち切りたいと思っています。
それで、まあ、古臭い傷口を掘り起こして、
重たい日記をつらつらと書いているわけですけれども。

こんなことを飽きもせずにやってるせいで、
あたしの傷口は今もポッカリ開いてるんだよなあ……。

あたしの傷口にはかさぶたが既に出来ていたんだけど、
そのかさぶたの下には膿がたくさん溜まっている。

その傷口から膿を掻き出しているつもりなんだけどさ。
それはまあ、目に見えなくても快方に向っているとは思ってるんだけどもさ。

実際、過去のことについて言えばずいぶん楽になってきた。
「毒になる親」をそんなに苦痛でなく読めるようになってきたり、
インナーチャイルドが勝手に現れたりもしなくなったし、
子育てもそんなにイライラしなくなった。
何より、自分がACであることと、現実問題との関連が見えてきて、
対処の仕方がある程度見えるようになって来た。
問題の本質を捉えられるようになって来た。
これは、大きかった。

だけど……

前は両親が不在の実家に帰っても平気だったのに、混乱する。
両親が居る実家に３時間も居たら、寝逃げせずに居られなくなる。

こんなことで傷付いたりしなかったのに。
こんなことで混乱したりしなかったのに。
こんなの平気だったのに。

難しいなあ。
ACと向き合う大前提に、安全であることってのがあるんだよね。
だけどあたしは、その大前提が怪しい。
精神的距離はもちろんだけど、物理的距離も無い。
実家の両親の手助け無しには生活が立ち行かない。
難しいなあ。

あたしの傷口がふさがるのは、いつのことだろう。
焦っちゃダメって自制はしてみるけれど、
やっぱり傷付きやすくなっている自分自身をみると、
こんなこといつまでもやってられないって思う。

やだなあ。

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