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こんにちは、酢モツです。 異世界マンガだけを掲載したwebコミック誌 『週刊異世界マガジン 水曜日のシリウス』 が、『月刊少年シリウス』の創刊15周年記念として創刊されました。 本家の月刊少年シリウスで連載している 『転スラ日記 転生したらスライムだった件』や 『ライドンキング』などの 人気の異世界漫画が掲載されています。 特に今日発売の『ダンジョン・シェルパ 迷宮道先案内人』など 私の好きな異世界漫画が掲載されており 楽しみなwebマガジンがまた一つ増えました。 しかも看板である『転生したらスライムだった件』は 単行本1巻がまるごと収録されているという太っ腹な企画。 『転スラ』は名前は知ってるけど読んだことがない人は この機会にぜひ読んでいただきたいです。 しかしこの『月刊シリウス』なんですが、 雑誌の発行部数は既に1万部を切っているマイナー雑誌ではあります。 コンビニとかで見かけることもなくなったかな? 『転スラ』がアニメなどで人気が出てから 急に名前を聞くようになった感じがします。 一時期は25,000部を刷っていた時期もありました。 これに味を占めたのか今では『転スラ』のスピンオフ作品ばかりで、 月刊シリウスというより月刊転スラじゃないのか? と、揶揄されることもあたっりなかったり… 別にスピンオフを連発することが原因ではないだろうが、 発行部数はずっと減少していきました。 特に今期にいたっては50%以上減らしたということもあり、 そろそろヤバイんじゃないか? と、心配もしていました。 何せ、少年コミック誌の中では最下位の発行部数。 いつ廃刊、休刊になってもおかしくない数字です。 しかし『転スラ』や『はたらく細胞』など 人気の漫画が多数掲載されているのに 何故こんなに発行部数が少ないのか? というのも疑問に思っていました。 紙の雑誌は売れてないけど、電子版は売れているのかな? それなら少しは安心できます。 面白い漫画がたくさん載っているだけに 無くなるのは惜しいコミック誌です。 そんな時にこの『週刊異世界マガジン 水曜日のシリウス』の創刊です。 毎週水曜日に配信される全8号のwebマガジンですが、 これは講談社が そろそろ月刊シリウスは紙媒体の発行を止めるか と、試験的に始めた気がしてならない。 電子書籍に力を入れている講談社ならやりかねないかも? コミック誌業界の紙の発行部数は減少傾向にあります。 それでも売上が上がっているということは webコミックや漫画アプリの売上が好調なのでしょう。 そんな時にこのコロナ禍です。 ますます電子化が進んでしまいました。 本は紙に限る! と、いつまでも紙に拘っている人もいますが、 その紙の本が無くなる日もくるかもしれません。 そうなった時のためにまずは 『週刊異世界マガジン 水曜日のシリウス』などで webコミックというものに慣れておく事をおススメします。 ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2020.07.09
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こんにちは、酢モツです。 あの超名作『AKIRA』が100刷を達成したと話題になりました。 漫画の単行本の奥付に【第~刷】と書いてあるアレです。 第20刷くらいならみたことあるが100刷は聞いたことが無い。 聞けばコミック史上初の快挙だそうで 古い漫画でも今でも愛されているということがわかります。 『AKIRA』と言えば舞台が2020年のネオ東京。 作中もオリンピック開催と まるで現実の世界を予言しているかのようで話題になりました。 そのおかげもあって100刷まで到達することができたのでしょう。 ただこの『AKIRA』ですが、 未だ電子化はされておりません。 というか作者の大友克洋先生の作品は一つも電子化されていません。 『SLAM DUNK』の井上雄彦先生のように何かこだわりがあるのでしょうが、 こればっかりは大友先生に聞いてみないとわかりません。 今年漫画アクションで大友先生の新作 『気分はもう戦争3(だったかもしれない)』も 電子版の漫画アクションでは未掲載というこだわりっぷり。 この漫画が読みたければ紙の雑誌を買うしかありませんでした。 当時の大友ファンは電子版が未掲載ということも知らず やり過ごしていた人もいたのでしょう。 その時の電子版漫画アクションは発売日が遅かったですからね。 そして電子版が発売してみたら載っていない!? なので慌てて紙の漫画アクションを買い求めた人が多かったのでしょう。 当時はメルカリ等で高額で取引されていました。 今でもそこそこの値段が付いているくらいです。 私は普通に買って読んで、普通に捨てちゃいました。 もったいなかったかな? 大友先生も既に御年66歳ですから、 ここまできたら電子化を認めることはこの先ないでしょう。 私はこの『AKIRA』は漫画喫茶でしか読んだことがなく、 今まで所有したことはありませんでした。 100刷というキリがいい数字でもあることだし、 この際だから買ってみようかなと思います。 ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2020.09.26
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こんにちは、酢モツです。 久しぶりに渋谷に行ってきました。 用事でもなければ滅多に行かない場所です。 ちょっと時間が空いたので昔通った山下書店に行ってみると そこはセブンイレブンだった… そうかぁ…なくなっていたか… 24時間営業の書店として有名だった山下書店渋谷店。 若い頃は渋谷で朝まで遊んで、 山下書店で漫画を買って始発で読みながら帰るなんてこともしてました。 今となってはいい思い出です。 調べてみると潰れたのは2年前… どんだけ渋谷に行ってないんだ!? というわけで今日も日課の新刊チェック!! 本日発売で購入予定の漫画はコチラ 大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック(6)【電子書籍】[ 植芝理一 ] ついに最終巻が発売されました。 内容は幼少時に父を亡くし母の綾(旧姓・大蜘蛛)と 2人で暮らしている主人公の鈴木実の話です。 時折、実が父が生前に見ていた若きころの母の姿を フラッシュ・バックすることがあり、 その影響で母に恋をしてしまうという禁断の恋物語。 結論から言うと母親とは結ばれません。 流石にこの結末は少年誌では描けない。 同級生の女の子といい感じになって終わりました。 せめてもうちょっと続けて欲しかった気がしますが、 あまり長引かせてもしょうがないのでいいタイミングで終わったと思います。 この漫画は母親に恋するというちょっと危ない恋愛漫画でも有名ですが、 もうひとつ有名なポイントがあります。 それは登場人物の苗字が読めない難読漢字ばかりです。 ヒロイン役の女の子は一 一(にのまえ はじめ)。 苗字も読めないし、名前も同じ。 記号かな? その他にも薬袋(みない)や濤(おおなみ)など ルビを打ってもらわないと読めない苗字ばかり。 最近の漫画のキャラは難しい漢字の名前が増えた気がします。 いつ頃から増えたんだろうと考えたら 『×××HOLiC』の四月一日(わたぬき)や 『WORKING!!』小鳥遊(たかなし)が 思いつきましたが、 ここまで流行らせたのはやはり 『めだかボックス』が原因だと思います。 球磨川、上無津呂、廻栖野、安心院などなど。 どれも人気キャラで今でも何故か読めちゃう。 おかげでいろんな漫画で難読苗字が流行ったのを覚えています。 いやぁ、漫画って漢字の勉強になるんですね。 ただ、この苗字の人に会ったことがないのが残念ですが… とはいえ『大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック』の登場人物は あまり多くないので難読苗字もそこそこで、 禁断の母親への恋心を楽しむ漫画であります。 よかったらご覧になってはいかがでしょうか? ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2020.08.21
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こんにちは、酢モツです。 夏と言えば怪談ですね! 最近は怪談話を聞かなくなった気がします。 昔はテレビで稲川淳二の特番とかやってたましたが、 今ではほとんど見かけません。 イベントの話はよく聞きますけど、 行ったことがないです。 どこでやっているんだろう… 漫画だとホラー系では 楳図かずお先生の『漂流教室』や 伊藤潤二先生の『富江 アンリミテッド』とか有名ですが、 妖怪物ではやはり 水木しげる先生の『ゲゲゲの鬼太郎』ですね。 妖怪漫画のパイオニア! 妖怪漫画もいろいろとありますが、 この作品を超える漫画が現れるのだろうか? 今日はそんな妖怪漫画のご紹介です。 奇異太郎少年の妖怪絵日記(1巻)【電子書籍】[ 影山理一 ] Web漫画で連載中の 影山理一先生の作品です。 2016年には5分枠の短編アニメにもなりました。 主人公の奇異太郎。 自分で美少年と言っちゃうちょっとおかしな少年。 鬼太郎と奇異太郎… そして髪型… 似てる気がするがそこはスルーしましょう。 とある事情で実家の離れに追放されます。 (今でもその事情が不明) 田舎の山奥にある名家かな? 実家も大きく、離れもかなり立派です。 自称霊感美少年で、幽霊など見慣れています。 なので実体のある妖怪を信じない。 にもかかわらず宇宙人には興味津々。 とまぁ、多少の厨二病を煩わせています。 ヒロインである、すず。 奇異太郎が追い出された先の 「離れの主」を名乗ります。 この「離れの主」はなんと座敷童子で、 先住権を主張します。 座敷童子だろうとそんなのは関係無い! と言う奇異太郎と 先住権をかけて勝負をしますが負けてしまい、 掃除婦として離れに住むようになります。 他にも妖狐や雪女、河童など レギュラー陣はいますが、 基本はこの二人がメインの物語です。 ちょくちょく話に出てくる 「離れの主」 この辺りはいろんな妖怪がいて、 そのボス的存在なのでしょうか? 現時点でも明確には説明されてません。 すずが勝負に負けたということで、 奇異太郎が「離れの主」ということになりました。 なのでいろんな妖怪が奇異太郎にちょっかいを出してきます。 アニメではメジャーな妖怪ばかりでしたが、 漫画ではかなりマニアックな妖怪が出て来ます。 ヒダル神や風狸、臼負い婆など。 本家?の鬼太郎でも聞いたことないような妖怪ばかり。 しかし本家と違うことは、 争うようなことは無いことです。 奇異太郎が、妖怪からちょっかいを受けて そのとばっちりですずが被害を被る ドタバタコメディ。 危険な妖怪もいますが基本は無害。 それどころかカワイイ女妖怪ばかり出て来て、ハーレム展開に。 最近は女妖怪がどんどん増えてきてるなぁ… 老婆の妖怪も多いけどね。 妖怪というのは民間の伝承や土着信仰、 迷信がもとになったものが多いです。 更にはこの作品では都市伝説やUMAも、 妖怪として登場します。 解釈次第では危険な存在も可愛らしくなって面白いです。 奇異太郎が河童を宇宙人だと思っているのも面白い。 最近ではUFOらしき物まで出てきています。 どうみてもUFOですが、そうじゃないと言い張る。 日本にも古来からそれらしきものがあったということですね。 あと、この漫画はちょっと変わった作り方で、 1ページ1コマの独特の形態。 ホントに絵日記風なスタイル。 これは元々、 作者が携帯電話で読むために作った手法。 小さい画面でも見やすいように作られました。 時代を先取ろうとするのがすごい! 今ではスマホの画面も大きくなったので、 普通の漫画も読めますけどね… 妖怪ものでありながら全然怖くない、 エロギャグコメディ妖怪漫画、 いかがでしょうか? ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2019.08.15
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こんにちは、酢モツです。 月曜日ということで今話題の『アクタージュ act-age』が載ってる 週刊少年ジャンプを買いに行きました。 恐らくこの号が最終回でしょう。 電子版は削除されたとか噂されますが、 紙版は流石に回収はできないので普通に載っていると思います。 しかしジャンプそのものが売っていない! まさか発売中止になったのかと一瞬焦ったが、 そういえば明日の火曜日発売だったな… カレンダーすらまともに読めなくなりました。 私が子供の頃はジャンプは火曜日発売でした。 その時たまに聞こえたのは 月曜ジャンプの存在 東京など都会は月曜日にジャンプが発売されているという噂がありました。 私は福岡の割りと中心の方に住んでいると思っていましたが、 近所の本屋は火曜発売なので ウチは田舎だったのか… と、ちょっと凹んだ記憶があります。 今思えばあれはただ早売りしてた店があっただけで 火曜日発売が通常の発売日でした。 おかしいと思ったよ。 絶対ウチより田舎に住んでるのに月曜日にジャンプを持ってるなんて… どっちも地方都市なのにどっちが田舎かで論争してた時期が懐かしい。 ちなみに今のジャンプは月曜発売なので 書店などに納品されるのは土曜日。 日曜日は配達業者がお休みだからです。 なので今、早売りしている所は土曜日が最速のはず(多分) でも時々ジャンプのネタバレが木曜あたりにあがっている時があるなぁ… 出版関係者じゃないとしたら、 印刷業者あたりが怪しい。 早売りしている所は今にも潰れそうな小さな酒屋やタバコ屋がやっているので あまり大きな声で咎める気はないが、 せめて購入者はネタバレは止めて欲しい。 足がついたらどっちも困るよ。 ジャンプの発売日が月曜発売になったのは2003年頃です。 そのちょっと後くらいに東京に引っ越してきました。 なので月曜にジャンプが売ってることで 本当に東京に来たんだなぁ と、しみじみ感じていました。 当時はそんなことも知らずに都会人を気取っていたので 地元の友人に自慢してたかも知れない… 何も言われなかったので気付くのがだいぶ遅くなりました。 友人はもうジャンプを買っていないのか、 それともお上りさんと呆れていたのか… 今度、聞いてみます。 この様にジャンプの発売日で田舎度チェックをしていると たまに真の田舎出身者に出会うこともあります。 今でも沖縄や北海道では発売日が遅く、 更には離島なんかの場合はそもそも納品されないとか… 石垣島出身の友人は定期購読しないと買えないと言っていました。 こういう話を聞くと田舎には住めないなと思ってしまいます。 しかし今は電子書籍の時代! 全国、いや世界中で発売日に漫画が買えるようになりました。 これでどこに飛ばされても安心だね。 … でも電波の届かない所は勘弁して欲しいな。 ではまた次の漫画でお会いしましょう。
2020.08.10
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