自称・漫画ソムリエのひとごと

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設定が変われば見方も変わる『ヤキュガミ』
コロナ禍の世界線で読みたかったかな？『グラゼニ』
漫画はわかりやすいのが一番『貧々福々ナズナさま！』
ルールを知らない方が楽しめる『龍と苺』
電子書籍だと単行本のサイズは全部一緒
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2020.05.15

大人のライダーごっこ『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91797)

カテゴリ：一言・他人事・独り言

こんにちは、酢モツです。

今日発売のヤングジャンプには『キングダム』が休載で、
代わりに載っていたのはなんと

『キングダムクイズ』

当然私は全巻購入するほどのキングダム好きなので余裕だろうと思ったが、
結構難しかった。
というより忘れていることも結構あった…
こりゃ自称漫画ソムリエとしては由々しき事態だ。

ちょっと…
その量がね…
現時点で57巻か…
呂不韋との政争ぐらいまでならスラスラ読めるが
それ以降はちょっと…
というか

業攻略戦が長すぎるんじゃ！

まぁ、暇を見つけては読み直そうと思います。

というわけで今日も日課の新刊チェック!!
本日発売で購入予定の漫画はコチラ

東島丹三郎は仮面ライダーになりたい（5）【電子書籍】[ 柴田ヨクサル ]

「４０歳になっても本気で仮面ライダーになろうとしていた東島丹三郎。

「偽ショッカー」強盗事件に巻き込まれる。

大のオトナたちによる大真面目の“仮面ライダーごっこ”アクション、開幕!!!!」

仮面ライダー』シリーズを題材とした作品だが
『新　仮面ライダーSPIRITS 』や『仮面ライダークウガ』と違い
仮面ライダーに憧れる人物たちを描いた漫画です。

ただの一般人です。
ただ仮面ライダー1号への憧れは人一倍強く、
少しでもライダーに近づくために山に篭って修行するほどのライダー愛。
かといって常識がない変人というわけではなく、
仮面ライダーは特撮だと理解はしている模様。
改造人間にはなれないし、ショッカーなどいないと
頭では理解して、妄想で楽しむ重度のライダーマニアです。
コスプレやグッズで我慢できないところが
マニアの真髄といった感じが好きです。

そんななかショッカーの覆面をした強盗に出会ってしまったもんだから
ワクワクが押さえきれず
夜店の仮面ライダーのお面をつけて
偽ショッカーを退治してしまう。
40歳になっても合法的？にショッカー退治ができてしまったことで
ますますライダー熱が加熱してしまう。
ただライダーマニアは東島だけではなく他にもいました。
ごっことはいえ、

「仮面ライダーがショッカーを倒した」

というのはニュースになり
他のライダーマニアは

「自分こそが本物の仮面ライダーだ！」

と、ショッカーを探し始めます。
とはいえ偽ショッカーはシノギに困ったヤクザ。
そう簡単にまた再犯するわけがないと思ったが
懲りずにまたコンビニ強盗をして東島達に見つかりボコボコにされます。
この大の大人が真剣にライダーごっこをしてる様が面白い。
ヤクザの方もノリノリでショッカーになりきるし、
ライダー側も誰が倒すか揉めるし…
てか、ショッカーに憧れるやつなんているんだ…

物語の最初の方はライダーもショッカーも一般人で、
普通に殴ったり投げたりとちょっと過激なライダーごっこでした。
それがいつのまにか本物のショッカーらしき存在が出てきます。

ショッカーは存在した!?

いい年した大人達がライダーごっこしてるのを楽しんでいたら
本物のショッカーが出てきたという急展開。
ショッカー程度でしたら鍛えた一般人でも勝てます。
ただ怪人には通用しません。

ならば特訓をして怪人を倒そう！

というよくあるヒーロー物展開でしたが、
いつしか

誰が仮面ライダーに相応しいか？

という、よくわからない争いに発展してしまいます。
結局は

俺が一番、仮面ライダーを知り尽くしている！

というオタク同士の争いになっているのが面白い。
誰が一番でもあまり関係なさそうだが、
やはりオタクにとっては譲れないポジションらしい。

『月間ヒーローズ』というセブンイレブン店舗と
セブンイレブンネットショッピングだけでしか販売してない
かなりマニアックな雑誌で連載中の漫画です。
作者は『ハチワンダイバー』で有名な柴田ヨクサル先生！
正直この作品は将棋漫画なのか格闘漫画なのかよくわからない漫画でしたが、
この漫画ではライダーオタク漫画として今の所、安定しています。
一味も二味も違う仮面ライダー漫画、
よかったらご覧になってはいかがでしょうか？

ではまた次の漫画でお会いしましょう。

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