
この日、競技場の周りをE.YAZAWAの旗とこの日のタイトル、BLUE SKYの旗が囲っています。BLUE SKYは、澄み渡った青い空のように、日本に明るい未来が広がりますように!という願いだそうです。

今回の席はステージから一番遠く離れた、真正面側のスタンド席でした。
大型スクリーンもオペラグラスで見てちょうど良いほどの小ささに感じられましたが、その分会場全体が見渡せました。
立錐の余地もないとは、まさにこのことかと思うほど、6万5千人の観客で会場はぎっしり埋まっていました。

CDが昔と比べてまるで売れなくなった音楽業界。 ひと頃、若者で埋まっていたCDショップも、今では書店よりも閑散としています。 テレビの音楽番組も減り、CDも売れなくなり、しぶといはずの演歌歌手ですら、不況で興業に苦戦している時代です。 そんな中、CDの代わりにグッズ販売という活路を示し、不況にあって希望というメッセージを強力に観客に送り続け、その根底にある圧倒的な歌手としての実力で、集客力が一向に衰えないカリスマ。
浮き沈み激しい世界で消えることなく、それどころか音楽業界を引っ張って、後進にビジネスモデルを示して、ますます盛んな永ちゃん。すべては人生に、仕事に、真面目に生きてこられたからこその結果だと思います。
40年変わらずに、そんな姿を見せ続けてくれていることは、本当に有り難いことで、ファン冥利につきます。

今回のサプライズはキャロルのウッチャン、こと内海利勝さんがスペシャルゲストで、ギターを弾いたことです。
永ちゃんがメジャーデビューしたのは、40年前のキャロルというバンドからでしたが、実はその前に組んでいたバンド名が「ヤマト」でした。
本当はこのヤマトでデビューを目指していたのですが、事情があって叶いませんでした。
私が永ちゃんを好きな理由の一つに、ジャパニーズロックという和魂洋才のスタイルの中に、永ちゃんの強力な大和魂を感じるからなのかもしれません。
昔は日の丸をあしらったガウンを着て登場したり、永ちゃんは日本男児の心意気を感じる、男が惚れるような男です。まあ、その影響で特攻服を着たやんちゃな若者も多かったのですが。
とにかく大和魂を持った男が、西洋のロックをやっているという感じでしょうか。
E.YAZAWAの雷をイメージしたZマークも、まるで雷神です
。

2時間のステージをあれだけシャウトして、走り回って、
20代の若者でもそうそう出来ないパフォーマンスを、6
本物、本気、年季。
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