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カテゴリ: Science
「黒体と量子猫2 ワンダフルな物理史[現代篇]」(ジェニファー・ウーレット、ハヤカワ文庫NF)を読む。

「1」の続きの時代である現代物理学の話。現代物理学といえば量子力学と相対性理論が2つの大きな柱なのだが、本書もプランクとアインシュタインの話から始まる。そして、本書のタイトルにもなっているシュレーディンガーの猫の話や、ニュートリノ、ひも理論といった、人間の日常の感覚からはかけ離れた世界の話が展開される。それだけでなく、物理学者が何故そんな一見奇異にも映る世界のことを研究しているかということも丁寧に語られている。

そして他方では、コピー、ホイップクリームなどの泡、マジックテープなど、われわれの日常に役立っているいろいろな科学・技術研究の成果についても語られており、話題は小難しい物理の世界の話だけに限定されているわけではない(とはいっても、相対論や量子電磁力学なんかの話は理系の私にとっても少々というよりかなり難しいが…)。

それから「1」でも語られていたことだが、科学者についての様々な面白い逸話が読めるのもいいところだ。あの有名なファインマンが実は女たらしの遊び人だったとか、水爆の開発に関わったにも関わらず全く良心の呵責を感じていないどころかそれを誇りに思ってるテラーとか(後者については非常に腹立たしいものがある)。







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Last updated  2012.03.07 05:17:36


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