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カテゴリ: Book Review
「衆愚の果て」(高嶋哲夫、幻冬舎文庫)を読む。

プータローから比例名簿の下位に名を連ね、国会議員になった大志。初めは惰眠を貪っていていも高給が手に入る、こんなオイシイ仕事はない、と思うが、徐々に違和感を感じ始める。ついには党の方針に反して議員立法を決意し、人数集めに奔走するという話。

もちろんフィクションではあるが、日本の政治の笑えない側面を見事にとらえている。登場人物も実在のヒトを連想させる。例えば…。
・二千万円発言のタイゾウ君
・名前こそ出てこないが大阪府知事(時代)のあのヒト
・名古屋市長の「村河」氏
・「松上」政経塾
・「日の丸航空」
さすがに田中角栄の「日本列島改造論」はそのまま出ていたが…。


「政府は選挙のために国民の機嫌を取り、国民はそんな政府に迎合し、結局は自分自身の首を絞める」 ってことなのだ、この国の政治は。

選挙前に読んでちょっとは良かったかな、と思う。


衆愚の果て/高嶋哲夫





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Last updated  2012.12.11 19:33:00
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