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カテゴリ: Book Review
「想い出あずかります」(吉野万理子、新潮文庫)を読む。

とある町の岬の崖の下にある店「おもいで質屋」。この店を営んでいるのは魔法使いで、想い出を担保にお金を貸してくれる。ただし、20歳になるまでに返金しなければ想い出は返ってこない。そんな質屋と、そこに出入りする少年少女たちを軸にして描かれた青春小説。

物語の設定上当然なのだが、登場人物は小中高校生。様々な出来事や背景があって「おもいで質屋」に想い出を預けに来たり、ただ単に出入りしたりする。そんな中で描かれる様々な人間ドラマ。青春小説と言ってしまえばそれまでだが、設定の面白さがあるのでなかなか独特な読後感が残る作品。

終わりには20歳直前まで育った主人公(質入れの経験なし)が登場し、20歳になるとどうなるか…は読んでのお楽しみ。

これで今年72冊目。


想い出あずかります/吉野万理子





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Last updated  2013.12.27 15:17:38
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