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カテゴリ: Book Review
「中途半端な密室」(東川篤哉、光文社文庫)を読む。

表題作を含む5篇の短篇からなる短篇集。東川がプロになる前の作品がメインである。どの作品も良質なミステリであるが、中でも秀逸は表題作であろう。テニスコートで起きた「中途半端な密室」殺人と「黒覆面の暴行魔」事件。一見関係ない2つの事件が実は…おっと、かなりネタバレになってしまった。とにかくこの表題作はこの短篇集の中でも群を抜いていい出来だと思う(この作品だけで点数をつけるなら満点!)。

巻末解説によると「デビュー作にはその作家のすべてがある」そうである。そのデビュー作が私は気に入った。ということは私が東川作品を読みつづけるのは必然ということになろうか。確かにミステリというジャンルと東川独特のユーモア感が私は好きで、ついつい「もう1作」読みたくなるのである。癖になる作家という感じだ。

今年49冊目。


中途半端な密室/東川篤哉





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Last updated  2014.11.01 04:58:10
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