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カテゴリ: Book Review
「ネオカル日和」(辻村深月、講談社文庫)を読む。

自分の好きな作家が書いたエッセイを読んで面白いと思うのは、あぁ、この作家、こういうのに影響・感化されてるんだと感じるところだろう。あとは、その作家が良く読んでいる小説家とかが判るのが面白い。

その意味では、本書は辻村の無類の「ドラえもん」好きに始まり、ポケモン、能、ガンダム、アメトーーク!までに至る辻村の守備範囲の広さを見せている。しかし、それがなければ面白い作品が書けないのではないだろうか。

そのほかには影響を受けた本や映画の紹介があったり、ショートショートがあったり(ショートショートはあまりよくなかったが)、何が今の辻村を作っているのか、ということが判って面白い。

私(1977年生まれ)と、辻村(1980年生まれ)だと、男女の差こそあれ同世代と言って違和感はないであろう。私もドラえもんやガンダムは好きなので、きっと辻村もアレが好きなはずだと思って読んでいたら、あった!

何があった!かというと…小学生時代に辻村が仲間内で小説を書き始めたとき、特別なノートで書こうと思ったら、そのノートはDQ4の鳥山明のイラストのものだったということだ。

辻村深月、これまたしばらく離れられない作家になったわ。


今年63冊目読了。



ネオカル日和/辻村深月





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Last updated  2015.10.30 00:25:28
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