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カテゴリ: Book Review
「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」(東川篤哉、文春文庫)を読む。

巻末の中江有里の解説にある通り、ミステリに魔法使いを登場させるとあっという間に事件を解決してしまうのではないかと誰もが推測すると思うのだが、そうなっていないのが本作。

「八王子署の椿姫」こと椿木綾乃警部とその部下・小山田聡介、そして魔法使いの「マリィ」が殺人事件を解決する4篇の連続中篇からなる。いわゆる倒叙もので、犯人とトリックは最初から読者に明らかにされていて、3人がどうやってそこに辿り着くかという展開。個々の作品のトリックやアリバイは本格ミステリそのもので、そこに魔法が融合することで、より楽しい作品になっている。

本作は東川の新シリーズ第一弾ということで、今後の作品も楽しみ。

今年73冊目。今年中にあと何冊読めるかな?






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Last updated  2015.12.02 11:31:34
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