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カテゴリ: Book Review
「大泉エッセイ-僕が綴った16年-」(大泉洋、角川文庫)を読む。

ここ数年で私は「水曜どうでしょう」をよく観るようになった。正直「途轍もなく面白いバラエティ」だと思う。今では、BS朝日・mx・tvkと週3でバッチリ観ているほどだ。そこで知ったのが大泉洋という男である。ある時はサイコロを振って旅をし、またある時は四国八十八か所を巡ったり、またある時は海外で果敢な体当たり的な旅にチャレンジしたり…そこいら辺の3流お笑い芸人なんかより断然に面白い。だから私の中でのイメージは「大河俳優」などではなく(私はそもそも大河を観ない)、「お笑い芸人」である。

そんな大泉さん(って呼び方も「水どう」の影響だ!?)のエッセイが文庫で読めたのは大変良かった。もちろん「水どう」ネタも書かれているが、それ以外の私が知らなかった役者としての大泉さんも随所に登場。「TEAM NACS」がどういう集団であるかもちゃんと知ったのは初めてだ。エッセイとしての面白さも勿論ある。登場する個性的な面々…家族だったり、役者仲間だったり、旅先で知り合った人だったり…。そして巻き起こる不可思議にも面白い事件の数々。ああ、何か誰かに似てるなあと思ったら鷺沢さんのエッセイ読んでる時に似てるんだ、と気付く。「笑う門には…」ではないが、面白い人の周りには面白い人が集まり、そして面白い事件が起き、それはエッセイとして世で読まれるんだなぁと感じた。

どの話も本当に面白いのだが、私が一番気に入ったのは「恋の街・綾町」シリーズ3部作。これはホントにオススメ。

最後に1か所だけ引用を。



(「俺たちの旅」より)


ああ、やっぱり「お笑い芸人」なんだ(笑)。


今年3冊目(397ページ/累計1409ページ)
ここまで月1冊ペース…遅いな今年も。


大泉エッセイ-僕が綴った16年-/大泉洋





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Last updated  2017.03.09 16:01:30
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