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カテゴリ: My Law My Theory
相対性理論っていうとなんか難しそうで不思議そうで、でも知りたい。まぁ普通の人でもそう思う。理学部行った私もそう。それを専門的に究めたわけではないが、知りたいには変わらない。で、まぁ普通の人向けの(文庫とか新書という意味)本をいろいろ読んできたのだが、例えば「素人でもこれ1冊読めば100%とは言わなくても、70%くらいは判ると思うよ」ってな本があったかというと…これがない。ないから困る。いや、私が困っても仕方ないんだが。

いきなり話は変わるが、浦島太郎が乗ったのは亀ではなくて光の速さで飛ぶ宇宙船で、地球から遠く離れた「惑星リュウグウ」へ行って帰ってきた、という話は有名(?)である。大事なのはもちろん「光の速さ」ということ。光に匹敵するくらいの速さで進むと、止まっているときに比べて時計の進み具合は遅くなる。これが相対論の教えるところのひとつ。

でも、光の速さなんて体感できない。例えば、町の時計屋で同じ時計を2個買って、ひとつをどこかに置いておき、もうひとつを持って全力疾走して戻ってきて、2個の時計を比較しても、ずれているわけがない。全力疾走では遅すぎる(し、町の時計屋で買えるような時計では精度が低すぎる)。

ではどうやってもだめかというと、そんなことはない(以下実話をかいつまんでいる)。

人類の時計作りの叡智を結集して、超高精度の時計を作る。しかも2個、まったく同じものを。これはやればできる。問題は光の速さで飛ぶ乗り物、これはどうがんばっても今は作れない。でも、手持ちの中でできるだけ速いものを使いたい。幸い、世界一周する飛行機くらいならば使える。あとはさっきの話と同じ。片方の時計をどこかに置いておき、もう片方を持って飛行機に乗って世界一周。帰ってきたら時計を比べる。すると、ちゃんと飛行機に乗ったほうが遅れていることがわかる。

まぁやってやれるのはこのくらい。だけど、将来的に時計作りの技術がメチャクチャ進んで、人間の全力疾走くらいの速さでも「ちゃんと遅れる」時計ができないとは言えない。もしできたら(もちろん、安く買えるという条件は付くが)、私は買いたいし、みんな買いたいんじゃない?

そんな時代が来たら、相対性理論は小学校の理科の実験になるよね。

「○○君、その時計持ってそこに立っててね~オレ全力で走ってくるから。そしたら、時計比べるんだよ~」

もしくは、小学生の誕生日プレゼントとして最新型の時計が流行るとか。




さて、最後に。
「それでも一番わかりやすかった本は?」という問いには、以下を私なりの回答とする。結局、本人が書いたもの(無論翻訳だが)が一番わかりやすかった。

『アインシュタイン・相対性理論』(内山龍雄訳・解説、岩波文庫)






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Last updated  2017.06.27 11:22:07


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