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カテゴリ: Dragon Quest
新年のご挨拶代わりに…。

昨日2017年の大晦日は、東京国際フォーラムで開催されたDQコンサートに参加。14時からの昼公演は「ロト編」、18時からの夜公演は「天空編」からのセレクションを、東京佼成ウインドオーケストラの吹奏楽でたっぷりと堪能した。ちなみに今回の公演、30日の夜に追加公演がされていた。指揮&お話は大井剛史さん。音楽とDQとユーモアを愛するとても面白い人だった。ちなみに大井さんの話によると、昼夜両方参加している人は800人ほどで、中には30日夜から全3回参加した超強者もいた。

私は吹奏楽でのDQを生で聴くのは初めてだし、実はCDも1枚しか持っていない。今回の編曲はオーケストラ(オリジナル)のスコアにできるだけ忠実に編曲した吹奏楽版だということで、聴き始めてみるとDQの曲というのはオーケストラ映えもするし、吹奏楽映えもする、完成度の高いクラシックであることを再認識した。

印象に残った曲や大井さんの軽妙洒脱なトークはいろいろありすぎて書ききれないほどだ。なので以下は全てではないが時に印象的だった話をかいつまんで…。

まずオープニングの1の「序曲」で目頭を熱くしたことはいうまでもないが、「フィナーレ」の曲を解説するときに大井さんが式台を降りて「ここに王様、ここに主人公、そしてここにいる兵士の数がFC版とSFC版で違っていて」と言った時から、彼のユーモアセンスとゲーマー魂を感じ始めた。

2では「魔の塔」が演奏されたのが嬉しかった。この曲は塔を登っていくかのようにイントロ部の音階が上がっていくのだとか。確かにそう聞こえるなぁと頷かされる。あとは「聖なるほこら」も嬉しかった。ほこらの曲は敬虔で宗教的な雰囲気。小学生のころとかは正直地味な曲と思っていたが、大人になって生演奏を聴くようになって良さが判ってきた。「この道わが旅」の名曲っぷりは言うまでもない。

3は目下私が3DS版をプレイしている最中の作品。ジパングやピラミッドの曲も生は雰囲気と迫力があっていいなぁと思った。「海を越えて」はワルツの3拍子のリズムを船が波に揺られる様子を表すのに使っているのだとか。そして「おおぞらをとぶ」は大井さん情報でもやはりDQシリーズ通して人気の非常に高い名曲なのだとか。

夜公演の最初の4は私の最も愛するDQ。大井さんも2017年は主に4をリプレイされていたとか。大好きな「ジプシー・ダンス」が入っている「勇者の仲間達」が「序曲」に次いでの演目。これは嬉しい。そして「楽しいカジノ」はやぱりクラシック映えするというか、以前すぎやま先生が言われていたビッグバンドをイメージした曲という意味が良く伝わってきた。そしてそれに続く「コロシアム」は実は指揮者泣かせな曲だそうだ。どこを演奏しているかわからなくと大井さんがすぎやま先生にかつて話したところ、先生自身も同じような経験をするとか。そして「呪われし塔」の話も面白かった。2の「魔の塔」とは逆に音階が下がるイントロで、塔の上から見下ろすイメージ。実際「魔の塔」のイントロ3音を逆順にすると「呪われし塔」になるのだとか。今度譜面見てみようかな。

5では私の好きな「哀愁物語」も演奏された。大井さんはパパスの手紙の内容を楽団員たちにお話しして、その意味をわかってもらおうとしたという話もされていた。この曲は特に切ないストーリー上の重要場面でかかる曲なので、そういう思いが現れたのだと思う。ユーモアのセンスとゲーマー魂である。そして名曲「結婚ワルツ」も。そういえば大井さんはビアンカ派なのかフローラ派なのか、そこはお話にならなかったなぁ。



そういえば大井さんは6の冒頭部分を今回のコンサートのためにリプレイしていて、ムドー戦の「敢然と立ち向かう」から無音部を挟んで、夢から覚めて「木漏れ日の中で」になって最初に出会うのが猫で、その猫に話しかける、というエピソードまで紹介していた。音楽的な観点からリプレイしてみるのは面白そうだと思う。でも私がやったら、あっという間にストーリーに夢中になって「音楽的な観点」が飛んで行ってしまいそうだが。

そしてアンコールは、昼夜それぞれ2曲ずつ。

DQ7より「憩いの街角~パラダイス~時の眠る園~うたげの広場~憩いの街角」
DQ8より「序曲」
DQ9より「王宮のオーボエ」
DQ9より「序曲」

これまたどれも嬉しい曲ばかりだった。特に嬉しかったのは「王宮のオーボエ」。2017年に9をリプレイしたことや、吹奏楽のアレンジが1から9までであること、昼公演のアンコールが7と8の曲であったことから、夜は9の曲を密かに期待していたのだ。それが聴けたので非常に満足。実は一番ウルッときたのがこの曲の紹介と演奏の間だった。そして最後は「序曲」で締めるのがいいなぁと思う。また新しい冒険に旅立てる気がしてくる。

さて、最後に2017年のDQと言えば11だが、大井さんは30日時点ではプレイしていなくて、昼公演前にビックカメラで購入、昼と夜の間に冒険を開始し、デルカダール城下町まで行ったというお話もされていた。この辺りもユーモアのセンスとゲーマー魂である。そういえば私は久しぶりに3DSを持って行っていたのだが、40人くらいとすれ違いができた。あと、11といえば私も気になっていたオーケストラ版CD。会場での配布物の中にその情報もあって、1月24日発売とのこと。これはまた聴かなくては。そしてもう1回ロトゼタシアに行くかも。

171231_DQ_Concert_Encore1.jpg

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Last updated  2018.01.01 14:36:13


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