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カテゴリ: Book Review
「ブルックリンの八月」(スティーヴン・キング、文春文庫)を再読。

年末年始はキングの短篇を読もう!の最終回。期せずしてホラー色がほとんどない作品群だ。ミステリあり、キングが愛する野球の話あり、神話的寓話あり。では、印象的な作品を紹介( ネタバレ

「アムニー最後の事件」…中盤あたりまで不思議なことが起き続けるが、それが何なのか判らない。最終的には主人公アムニーはとある作家が書いた作品の主人公で、その作家が自ら作ったアムニーの世界の中に入ってきて、そこに住むことになる。代わってアムニーは現代のアメリカに飛ばされる、というSFミステリ。

「ヘッド・ダウン」…小説というよりエッセイあるいは日記とキングも認める本作は、キングの息子が所属する野球のリトルリーグ・チームを描いたもの。大会を勝ち進むにつれてチームのメンバーが成長していく様子を描いた1作。冒頭に、マイク・グリーンウェル(虎党にとって憎き選手)の名前が登場。

「ブルックリンの八月」…こっちは詩。これも野球をテーマにしている。

以下、一か所だけ引用。

「人は洞察にさえ慣れてしまうものさ」
(「ワトスン博士の事件」より)

さて、改めてキングの短篇を(全てではないが)一気読みして、一番印象的だった作品に「大賞」を贈ろうと思う。その作品は…。

「ゴーサム・カフェで昼食を」
主演男優賞は勿論、 給仕頭のギイ!






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Last updated  2019.01.07 15:09:56
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