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カテゴリ: Book Review
「必携 スティーヴン・キング讀本―恐怖の旅路―」(ジョージ・ビーム、風間賢二・白石朗・宮脇孝雄他・訳)を読む。

近所の図書館で見つけたキングの評伝その2。こちらはアメリカ人が執筆したもので、多くの関係者へのインタビューや新聞記事などの引用、高騰するキングの稀覯本の収集術(日本語訳を日本で読む分には関係ないが)、そしてキング作品の編年体での文学的評論(こちらも姉妹作「レギュレイターズ」「デスペレーション」まで)、そして未発表作品や映像化作品リストまでついている。500ページ近くある大部であり資料的価値も高いと思うが、何よりもプロによるキング作品評論がまとまった形で読めるのが嬉しい。

そして本書で知った「terror」と「horror」の違い。正確な引用ではないが、前者は「心理的恐怖」で、後者は「生理的嫌悪」なのだとか。だから「タワー・オブ・テラー」はテラーなのであり、「ゴキブリに内側から食い破られる」という表現はホラーなのである。

以下は恒例の引用。

「けっきょく、ぼくはお化けの存在を信じている。ほんとうにお化けを信じている。ぼくはお化けを信じているのだ」

本物の小説というのは、虚構であるけれども真実を語っているものです。

じっさいにはホラーとは、「夢の舞踏」だ。人間の中にいる子供、死ぬことはないが、死よりも深い眠りについている子供を揺り起こすための手段だ。

『ペット・セマタリー』は、本が書店にならびもしないうちから、キング本人にとってさえ、あまりにも恐ろしい作品という評判が読者の間に流れていた。











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Last updated  2019.02.21 13:48:37
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