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カテゴリ: Book Review
「ヒクイドリ 警察庁図書館」(古野まほろ、幻冬舎)を読む。

事の発端は警察官による連続交番放火事件。それだけでも問題なのだが、背後には共産主義系政党の影が。そしてそれを取り締まる側は、警察内部でもほとんどの者が存在すら知らないといういわゆる「秘密警察」。ストーリーの中には「アサヒ」「ワクチン」といった隠語が、何を指すのかを示されないまま登場し、その正体は終盤まで明らかにならない。なので、読んでいてもどかしさを覚える展開。

ところが終盤に至って真相が明らかにされると急展開。最後は「まさかあの人が」という人が実は「名演技」をしていたという意外過ぎる幕切れ。そして秘密警察の話ゆえか、全ての伏線がちゃんと回収されたのか、まだ実は…ってなことがあるんじゃないか、など勘繰ってしまいたくなる。少なくとも私の頭ではストーリーを追うのが精一杯で、まだ何かあるとしても判らない。でもまぁ、面白かったのは間違いない。

以下、印象的な箇所の引用。

「恋愛の本質は、執着だ。盲愛と呼ぼうと、ストーキングと呼ぼうと」

「そう、警察は売られた喧嘩は買う組織だ」

アレヤレコレヤレ。イマヤレスグヤレ。アレハドウシタ。ナゼデキナイ。
定員不足、予算の制約、装備の陳腐化、他部門との軋轢。リストラ圧力。無謀なノルマ。
この数式もまた、最適解などもたない。

自転車の素晴らしい所は、Nシステムにもオービスにも引っ掛からないところだ。





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Last updated  2019.08.08 19:14:07
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