t-cross Private Research Institute (tPRI)

t-cross Private Research Institute (tPRI)

PR

×

Calendar

Profile

t-cross

t-cross

Archives

2026.10
2026.09
2026.08
2026.07
2026.06
2021.02.02
XML
カテゴリ: Book Review
「上石神井さよならレボリューション」(長沢樹、集英社)を読む。

学園ミステリの短編集(5編収録)なのだが、こういう設定のものは初めてだ。主要登場人物はこんな感じ。

岡江…本作の探偵役。頭脳明晰、眉目秀麗だが超絶変態的な性癖(フェティシズム)の持ち主。盗撮の「発注者」

設楽…頭脳ダメダメ男子。報酬と引き換えに岡江の望みの写真を撮影する盗撮の「受注者」

川野愛香…ヒロインなのに生物部員。非公式ながら高校最速の脚力を持つ。盗撮の「対象」

国府田彩夏…メガネっ子。ふとしたことから岡江の「被写体」になることに目覚めてしまう。

こんな人間関係をベースに学園やその周辺で起きる事件を描いていく作品群。5作とも「現場の見取り図がないと判りにくい」描写のすぐ後にちゃんと見取り図が出てくるのだが、それを見たからといってフツーに謎が解けるわけではない。そこを岡江が天才的推理力を発揮して解いていくというところは本格的。

で、本筋とは全然関係ないのだが…。

3作目の「七里ヶ浜ヴァニッシュメント&クライシス」に岡江の姉がちょい役で登場しているのだが、その名前が「岡江瑠衣」。桐山瑠衣さんと漢字まで同じ。で、岡江瑠衣のキャラというのが…美人で胸が大きい売れっ子漫画家、愛車はBMW、レザー系ファッションを好む、と半分は桐山瑠衣さんで残りの半分は桐山瑠衣さんが演じそうなキャラ。勿論単なる偶然なのだが、私は岡江瑠衣のビジュアルを完全に桐山瑠衣さんのそれで想像して読んでしまった。

最後に1か所だけ引用。本作の本作らしい会話から。

「ところで佳純、お前いくつになった」
「70のD」
(『七里ヶ浜ヴァニッシュメント&クライシス』より)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.02.02 10:45:31
[Book Review] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: