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2014年01月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
朝から冷えっぱなしだったのかトイレが近くて大変でしたが、長い付き合いなので、自由にトイレに行き来しながら白髪を染めてもらいました。

冗談で「あと10分で行けるから」を「2時間くらい行かせなくしてやろうか」くらいに言われたら、しゃあしゃあと、「いいよ。そしたら漏らすから」と言い返せる関係って楽ですね。

おばさんになるって恐ろしい。そして、15年通った分、向こうもおじさんになっているっていいことですね。(笑)

なくなってしまった美容師さんのお兄さんの思い出話。もう、名前もおぼろげになるほど遠いことでも、「私たちは、優しくされた記憶しかないから」と言い切れる人であったことを思うと、思い出話というものの切なさと優しさに、少し浸ったりしてね。こういうのも、おばさんになったからこそ、なのかもしれません。

髪の毛という、ある種の看板のような大切なところを全部任せっぱなしであるという信頼感と、適度な距離感で、お互いに愚痴もこっそり言えるような良さもあります。仕事中には言えないことも、たまってしまって内側から自分を蝕むことはたくさんあります。

そこの相槌が心地よい。たまには、私以上に、そこを強く切り刻んでもらって、それだけで、ホッとするというものがなかったら、誰が我慢だけして生きていけるというんだろう。

そして、そこで安心した分、今まで言わなかったことを言葉を選んで、直接本人に言ってみたりして、その様子を見て、自分の我慢を減らすとか、そういうことができなかったら、いつまでも同じ痛みが続いて、最後に潰されて終わりなんて事、ザラにあるんですから。

お客さん相手の仕事だからこそ、グレーを保つのがうまい人なので、ああ、そういう人こそ、白黒はっきりついていて、最後にきちんと自分が白星をあげるように計算しながらいくんだな、とか、そんなこともわかりました。

グレーを続けて最後が黒星じゃいいとこないよね、とつぶやく私の気持ちも、きっと伝わっていたはずです。



私はもっと遊び人にならなくちゃ。(笑)生徒たちを遊ばせながらうまくしたいのなら、私も上手に遊べるようにならなくちゃ。そんなことも考えられるようになったのは、うちの大人の生徒さんが、たった1回そこで髪を切ってもらっただけで、輝くような表情になっていたからかもしれません。

「あたしが1年半も苦労したのに、たった1回でコロッと幸せそうにしちゃってさ」と、思わず口走った私が、ちょっと悔しそうだった、と聞いておもしろくなりました。

美容師さんは、相手が幸せそうにしていると嬉しそう。私はそこがまだ上手じゃないのは、きっと、遊び心に欠けているからだろう、と思いました。

スケジュールの関係で、一番最後の生徒が、とっておきのかわいこちゃんのフランス人形になった夜でした。二人のお姉さんたちに、かわいいねーといわれながら、照れて私の洋服の中に隠れたり、自分のジャンパーを脱いで私に着せようとしたり、相変わらずほっぺをくっつけて抱きついてきたり、大忙しのフランス人形は、私に「大好きってこうやって伝えるの」と教えてくれます。

その子に教わった、「おでことおでこをくっつけて大好き」の仕草を、別の生徒に対して、無意識にして、その後、そのこが、とても素直に、「あたし、時々、ウソみたいなこととか言っちゃう」と反省してみせたりしたときに、改めて思いました。

なんだか、めちゃくちゃのようで、とても綺麗にお話が進んでいる教室内では、私はきっと、これからもっともっと笑えるはず。これから笑って、これから元気なら、きっとそれが幸せに続いていく。

過去に引き戻される隙を見せない努力ではなくて、笑うのが当たり前になれば、いつか誰も、私をそんな時代に連れ帰らなくなるかもしれないな、なんて、夜には思えました。

仕事終わりに微笑んでるサイクルがいつか当たり前になる頃、私はおばあちゃんになっちゃっているかもしれないけれど、そういうおばあちゃんになったらかわいいなーと思いました。

しかし、あのフランス人形は、サンタさんの贈り物の中でもとっとき一番にかわいいやね、と思う暇もなく、来週からは小さな王子様も毎週通ってくることになりました。

このごろ、新しい生徒もファミリーもみんな息を飲むほどお行儀が良くて、賢くて優しくてかわいいので、大丈夫大丈夫。何が大丈夫かわからないけど、とにかく大丈夫。(笑)

この間の発表会前に、「あのフランス人形が放り込まれたときに、あたしは諦めたよ」と、運命に対してつぶやいていました。あの「大好き」には、ちゃんと向き合おうと。



でも、甘えまくるフランス人形だけは、どうも逃げられません。(笑)いろんなキャラを繰り出して、絶対に私を飽きさせませんから。(笑)





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Last updated  2014年01月15日 09時10分22秒
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