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ちょっとショッキングな事がありまして・・・
日記を更新する手が止まってしまっていました。
我が家には6年生になる息子と幼稚園に通う年長の娘がいます。
子育てというのは毎日事件続きで、そして勉強で、闘い^^だったりもします。
亡くなった第一子の天使の息子に誓って
私は天使ママなんだから、いつも明るくそして未来を見て
これからの世代に夢を持っている子供たちと生活していく刺激に対して
まっすぐ向かいあっていきたいといつもいつも、そう思っています。
・・・・
2週間前くらいの事です。
娘が3年間同じクラスでずっと仲良くしているお友達が
休んでいた幼稚園に来たと喜んで帰宅しました。
「Aちゃん、お風邪だったの?」と聞く私に
娘が言った言葉は
「Aちゃんのお母さんが首つって死んだんだって!それでお休みしてたって」
私はこの言葉に驚くと同時に怒れてきて
即、娘に叱り飛ばしました。
「なに言ってるの!そんなことなら先生から連絡くるでしょ。
そんな言葉何処で覚えたの!そんなこと言ったらいけません!」と・・。
浅はかなママな私はただ娘の言葉に叱りつけただけでしたが
事実だということが、それから10日ばかりをすぎて分かりました。
Aちゃんのママは本当に首をつって死んでいたんです。
この事実に私は無償に腹が立ちました。
いろんな事に腹が立って、どこに当たっていいのか
この怒りは幼稚園の先生にぶつけました。これが間違っているかどうかは分かりませんが
先生と喧嘩になりました。
普段の付き合いこそはないけど、いつも保育参観や幼稚園行事の時には
“いつもA子が仲良くしてくれてありがとうございます”と言って
ニコニコと話しかけてくれるAちゃんママ。
だから、幼稚園ではいつも一緒に娘たちを見守りながらお話していました。
来年、小学校だから離れちゃうね~と
それでも時々会って、遊ぼうねって言ってたのもつい最近。
まだ、1歳になる妹が生まれて、2人になると子育ても大変と言っていたけど
子供の写真やビデオを熱心に撮影していたAちゃんママ。
なんで・・・・
こんな可愛い子供たちを置いて、どうして逝けるの!!
悲しかった。そして同じママとして腹が立った。
少し前に離婚して子供2人を育てていくのが不安で疲れてしまっていたのではというママさん同士の噂。
同じ母子家庭になってたんだね。
どうして、相談してくれなかったんだろう。
なんで、なんで、母子家庭って決して一人ぼっちじゃないのに。
ちょっといい暮らしをしているママさんたちが揃っている幼稚園。
たしかに母子家庭っていないのかしら?って思うことある。
もしかしたら?私だけかもしれない。
行事ごとにもパパさんやおばあちゃんたちまでみんなぞろぞろと
これは保育園との差なのかな~なんて私はのんきに思っていたけど
確かに、母だけっていないかも。
それでもそれでも、そんなことより私は片親でも自信を持って子育てしているつもり。
まわりがどうでも、子供は幼稚園では同じ。
なんで、相談してくれなかったの。
自分にも腹が立った。もう少し、いろんな話すれば
私も同じ母子家庭で子供を育ててるってもしかしたら知らなかったかもしれない。
なんだか虚しい。
子供がAちゃんのママが死んだと言って来た時、そんなことが事実でなかったら
幼稚園に確かめるのも変な話だと
同じ幼稚園に子供が通っている同級生に聞いてみた。
同じクラスの幼稚園ママにも聞いてみた。
誰もそんなこと知らないと言っていた。
だから私は子供のいたずら言葉だと、またまた怒っていた。
(女の子はなんでこんなマセた言葉を言うのかしら)
そんなことさえ思っていた。
この事実を知ったのは
たまたま、幼稚園ママとお茶をすることがあって
「うちの子、何度聞いても、まだAちゃんママは死んだって言うんだけど」と
気になってこの話題をしてみた。
すると、クラスの違う幼稚園ママが
「私も昨日体操教室で聞いたんだけど、あの話、本当みたいよ、幼稚園が事が事だからって隠したみたい」
私はこの言葉に腹が立った。
娘を頭ごなしに怒った自分にも腹がたった。
どうしようもない怒りのまま、幼稚園に電話した。
「Aちゃんママのことを聞きました。お線香をあげたいので、今の住んでいるところの連絡先を教えてください」
幼稚園の返事はNO!
「教えられません。みなさんに連絡するつもりもありませんよ。だって考えてもみてください。行かれるつもりですか?そんなのかわいそうでしょ~!!」
もう、ここで私は大爆発してしまいました。
この言葉を聴いてどう思いますか?
いったい誰がかわいそう?
何がかわいそう?
どうしてかわいそうでお線香もあげられないの?
幼稚園が何の権利があってお葬式さえ隠したの?
先方のおばあちゃんからは葬式の連絡が園にあり
隠してくれといわれたわけではないけど
事が事だからと幼稚園の判断で隠したのいうのです。
一人で死んでいって、誰もこないお葬式
それを考えただけでその方が可哀想って私は思う。
子供のこと、心残りだっただろうに。
誰かに、子供のこと頼みたかっただろうに。
子供も、お母さんの葬式に、離婚したお父さんと身内と近所の人だけで
知らない大人たちだけに囲まれて不安で怖かっただろうに
せめて、知った顔、知り合いのお母さんがいれば心強かったんじゃないだろうか?
おばあさん(ママのおかあさん)にしても
娘がそんな死に方をしてショックだったでしょう。
でも、その葬式に幼稚園ママが一人も来ないで、これから残された孫のこと
そして娘が誰にも送ってもらえないこと
それは不安で淋しかったのでは?
そう考えるといたたまれなくて、先生に激怒した。
「いったい何をかわいそうで、葬式もお線香をあげるのも幼稚園が
止める権利があるっていうんですか!
私は子供を亡くしています。喪主も努めた経験があります。
そんなさみしくAちゃんママがお葬式をあげて、成仏させてあげれたんでしょうか?
園が教えてくれなくても、私は自分で調べて行きます」
そう電話で怒鳴りました。
これは子供の通う幼稚園だからって抑えられない私の感情が頂点に達したからです。
人として、体裁とか世間体とか、そういうことでなく
儀式でもなんでもなく
せめて成仏して子供たちを遠くから見守ってあげてよ~と
Aちゃんママに私は言いたいのです。
私は【死】というのに敏感になるのかもしれない。
それでも私は生があって死があるのだから
両方ともちゃんと人生のひとつと考えたい。
大事な未来を背負っている子供たちの教育は、こういう大人たちの
道徳から間違えてしまうのでは。
そんなわけで6月というのは
子供たちのことでこれからのこと、私自身の生きる姿勢
いろんなことをかんがえさせられた大きな月でした。
それでも私は今、こうして生きている。
やっぱり私は子供たちと笑って人生ってものを楽しんで生きたいと思うから
いつも向日葵のように笑顔を子供も私も忘れないように
7月の私のページの壁紙はそんな意味で向日葵にしました。
今月もよろしくね。
息子とすれ違っていった1週間 2006年10月19日 コメント(62)
記憶を辿って記録を残す 2006年09月12日 コメント(3)
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