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色鉛筆だと、硬くて顔料の粒子が細かいので、色の微妙な表現がしやすいという利点があります。半面、使い方によっては発色が暗くなったり、色が濁ったりしてしまいます。といっても僕のテクニックで、という意味ですけど・・・パステルを使うと、なんといっても発色が明るくて、マチエールの表現も多彩になるので、使っていてとても楽しいです。今日の絵は、このパステルを中心に使ってみました。紙はカーキ色のものを用いています。モデルは以前クロッキーで横顔を描いた戸田恵梨香さんです。このTシャツの襟が写真ではよくわからなくて、変な感じになってしまいました.
Jan 31, 2006
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透明水彩やカラーインクを使いこなすために、以前かなり集中して習作を描いた時期がありました。どれもいいところまでいっているんですけど、丁寧になりすぎて絵が重くなったり、逆に淡白すぎて濃淡のバランスがおかしくなったり、インクがにじんで失敗してしまったりと、結構、試行錯誤しているものが多いです。この作品も髪の毛や服の色が重くなりすぎてしまって、絵としてはイマイチの出来です。でもこの頃やりたかったことの一端が垣間見れて、ちょっと懐かしい一枚ですね。キャンソンボードに鉛筆で下書きして、透明水彩とカラーインクで色をつけています。モデルさんや描いた年月日は不明の作品です。
Jan 30, 2006
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にっこり笑った口元に、きれいに並ぶ真っ白な歯。屈託のない笑顔というのはいつみてもいいものですね。でもこれを絵に描くというのは、思った以上に難しい!歯の一本一本を、形よくきれいに並べていくというのは、ものすごくバランスに気を使います。だからどちらかというと微笑みくらいでとどめているんですけど、やっぱり出来栄えは笑顔のほうが癒されます。今日のモデルは長澤まさみさん。2度目です。たぶん「セカチュー」後しばらくして取った写真でしょう。まだベリーショートですね。彼女はすましているより、こうして笑ったほうがかわいいです。使用した写真は被写界深度が浅いものだったので、その点を考慮しています。
Jan 29, 2006
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先日のブログの続きです。上の写真は宮崎県立美術館裏の看板。”知られざるルノアールの物語”という副題が付けられたこの絵画展ですが、中学生の頃からルノアールと印象派が大好きな僕は、今まで知らなかった作品に出会えるという期待でいっぱい。いざ覗いてみると・・・印象派の前身であるバルビゾン派に始まる作品群は、素描が多かったです。特にドガの素描は、縦のハッチが特徴なんだという発見がありました。またお目当てのルノアールは、晩年の丸いフォルムで赤が基調の女性像や、1号くらいの小さな作品など、スタンダードなものから珍しいものまで、確かに”知られざる”ものが多かったと思います。それからルノアールが初めて描いた裸婦像は、モノクロに近いものであったという興味深い作品もあります。後期印象派では、ゼザンヌやゴッホ、ゴーギャンなどが顔を揃え、マティスやピカソもありました。またロートレックの古典的手法の肖像画やローランサンの絵は、美しさが際立っていてみどころだと思います。それから思ってもみなかった収穫はユトリロの風景画でした。不思議な雰囲気の路地をよく描いた彼の絵は、独特のマチエールと色彩が魅力的でした。この他にも「考える人」のロダンが描いた見事な素描や、モネの代表作「ルーアン大聖堂」なども展示してあり、絵画好きな人にはなかなか充実した内容だと思います。興味がある方は是非、足を運んでみてくださいね。
Jan 27, 2006
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こういったポートレートを描くに際して、一番気を使うのはやっぱり眼です。細心の注意を払っていつも描いてるんですけど、線が少しでも狂うと絵全体が台無しになってしまいます。逆に眼が魅力的に表現できれば、他の線が多少荒れていたりしても気にならないものです。ギュッと射抜くようなまなざしもあれば、ぼんやりとした視線、遠くを見つめる目線、いろいろあります。それぞれが重要な眼であり、その絵の良し悪しを決める要だと思います。今日のモデルは、そんな眼が魅力的な上戸彩さんです。実際にこうして見つめられると、ちょっとひるみそうですね。でも特徴があり、そして魅力的な美しい顔だと思います。
Jan 26, 2006
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先日、あまりにも天気が良かったので、宮崎県立美術館まで遊びに行きました。澄みきった空気の中に、どっしりと鎮座する美術館の姿は、いつになく美しいフォルムを見せていました。このデザインは、天岩戸の洞窟なんだそうです。美術館の横には、宮崎県立芸術劇場があります。春には宮崎室内音楽祭が催され、宮崎の音楽芸術文化の中心になっています。美術館の裏には彫刻が立っていました。きれいな冬空に飛び立ちそうな雰囲気の美しい作品です。天気が良かったせいか、思いのほかきれいな写真が撮れました。この日は、実は美術館で展覧会を観るのが目的でした。その内容についてはまた後日、ブログにアップしますね。
Jan 25, 2006
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今日は休みだったので、3ヶ月ぶりに散髪をした後、久しぶりに映画を観てきました。「プライドと偏見」なにやら堅苦しそうな題名ですが、アカデミー最有力と聞いて、期待感満載でいざ映画館へ。18世紀のイギリスが舞台で、時代背景や慣習などがわからなかったから、前半はちょっと面食らいました。でも後半、主人公たちの恋愛の行方がクローズアップされてくると、ガゼンおもしろくなってきます。この作品では、主演女優のキーラ・ナイトレイの美しさが光っていました。気品と無邪気さが同居する彼女の表情は、イギリス貴族の男子でなくてもつい気になってしまうところ。また演技にも魅了されました。恋の相手役、マシュー・マクファディンは、イギリス演劇界で実力をつけている男優で、日本ではあまり馴染みがない人です。でも彼の演技はすばらしく、どちらかというとキーラよりも彼の演技にひきつけられることが多かったように思います。またドナルド・サザーランドやジュディ・デンチなどの重鎮が脇を固めて、この物語を落ち着きのある深い作品にしています。結婚が家族の生活を左右する時代に、身分や価値観から生まれるプライドや偏見に翻弄されながら、自分の人生を共にするに相応しい相手を見つけようと真剣に向き合う男女の姿が、とても清々しくて、見終わった後にさわやかな余韻が残ります。恋愛になかなか踏み込めないでいる人には、お勧めな映画だと思いますよ。ちなみに僕はというと・・・少し自信が持てるようになったかな。最後に、昨夜キーラの美しさについ鉛筆をとって描いたスケッチを載せます。鉛筆の下書きにパステルペンシルで色をつけました。
Jan 24, 2006
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過去の鉛筆画の中では、完成度が最も高い中の1枚です。何種類かの鉛筆を使い分ける方法は、この時に覚えたと思います。中学や高校までは、HBか2Bの鉛筆でガリガリやっていたんですが、この辺になると表現が複雑になっています。成長の後ということでしょうか。ちなみにモデルは、今や”鬼嫁”の観月ありささんです。この頃はまだ中学生になりたてだったと思います。何かの写真雑誌で載っていたものをモチーフにしたんじゃないかな。このアングルが一番好きですね、遠くを見ているようで。彼女のこの頃の透明感がよく表現できているのではないでしょうか。
Jan 23, 2006
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ここ2、3年の韓流ブームで、すっかり日本のお茶の間(この例えは死語ですね)に浸透した韓国人スター。元々は一部のファンの熱狂だけだったのに、いつの間にか日本人スターと人気を二分するくらいの勢いです。どうせ一時のブームだろうと思っていた私も、今では韓国の女優やアーティストに目を吸い寄せられています。僕にとっての彼女たちの魅力は、日本人女性に少なくなってきつつある”品性”を持っているところです。韓国が儒教思想のお国柄で、品を重んじるからかもしれません。その国で生まれ育った彼女たちに培われた品性が、自然に内面から外に滲み出ているような感じ。それが魅力的に写っているんじゃないかと思います。ところで今回のモデルは韓国人アーティストのBoAちゃん。まだ若いにもかかわらず、最近は大人っぽくきれいになりましたね。それでもかわいらしさはデビュー当時から変わっていないところが、人気の秘密かもしれません。
Jan 22, 2006
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1992年だから14年ほど前の作品です。服の色が真っ黒けになってしまってますねぇ。ヘアスタイルも独特なんですが、瓜にみたいにビョーンって感じ。この作品も水性のインクを使用しています。今でもそうなんですが、下書きに線を入れすぎて、自然な陰影を出せないところがこの時代の絵の特徴です。キャンソンボードに鉛筆と水性絵具(インクとペースト)で描いています。
Jan 21, 2006
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横顔の絵。正面のアングルに比べて半分の面積だから、わりと目鼻の配置がつかみやすいんじゃないかと思っていると・・・とんでもない目にあうものです。10代の頃はずいぶん横顔を描いたんですが、うまくいったと思えるものはほとんどありませんでした。今でもそれは変わらないようです。モデルの女の子は、戸田恵梨香さんという若手女優です。携帯とかコンタクトレンズのCMや、ドラマにもよく出演するようになってきた子です。といってもこの絵ではわからないかもしれませんね。
Jan 20, 2006
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さてなんというタイトルでしょうか??わかったあなたはかなりの(???)映画通かも!!それにしてもこの服、なんでこんな色なんだろう・・たぶんカラーインクで男の子と女の子を描き分けるというだけで、この設定になったんじゃないかと思うんですが、これはないですよねぇ。でも表情とかは結構気に入っていた作品です。映画はとっても良かったという感じだけは残っているんですが、内容はほとんど覚えていません。もう一回DVDでも観てみようかなぁ。
Jan 19, 2006
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絵を描くことを10年ぶりに再開したきっかけの絵です。本屋で写真雑誌をパラパラと立ち読みしていると、あの”セカチュー”のヒロインが見開きでドーンと載っていたのです。彼女の名は長澤まさみ。以前から気にはなっていたのですが、そのグラビアに魅せられて、つい雑誌を購入。買っただけでは飽き足らず、クロッキーにスケッチした・・・というのが事の成り行きです。絵描きの趣味人として再デビューした作品としては、乱暴なタッチで大雑把なスケッチですが、再開のきっかけなら、このくらいの完成度が良かったのかも。今まで鬱々としていたフラストレーションが爆発したッ!そんな絵です。
Jan 18, 2006
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先日、久しぶりに御池に行ってきて、写真を撮ってきたのでご紹介。霧島山麓に位置する御池です。展望駐車場からの全景ですが、この日は天気がよかったわりにはちょっとモヤがかかっていました。この展望駐車場にあった謎の銅像。双子なのかわからないですが、お地蔵さんみたいに前掛けとかがかかっていて、かわいいブキミ・・・池のほとりまで降りて船着場へ。えさを狙ってか、たくさんの鴨がよってきました。ここのボートはピンクの白鳥(?)でした。もっとよりの写真が撮りたかったのですが、えさを持ってなかったので、適当にあしらわれました。広角レンズだとよるのが大変・・・岸に揚げられていたもう使われていないボート。冬空に寒々とした風景でした。思わず退廃的な写真を1枚。池のほとりに咲いていた寒椿です。最近寒さが和らいだせいか、枯れている花も多かったのですが、この花は陽に映えてきれいでした。写真は撮りっ放しが多かったのですが、こうして日記にするといいですね。もう少し光の加減とかがわかるようになるといいんですが、まだまだ修行が必要です。
Jan 17, 2006
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日付がないので確かではありませんが、たぶん22、3歳の頃に描いた作品だと思います。当時デビューしたばかりだった宮沢りえさんです。瑞々しくて日本人離れした容姿が魅力的でした。もう昔々の作品ですが、何が描きたかったのか、よく伝わってきます。ワトソン紙に鉛筆とパステルで描かれています。
Jan 17, 2006
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