昇り切る高みまで影追ひたきもじき見失ふ揚雲雀かな
土手の道を歩くと、いろいろな鳥たちの鳴き声が重なり合って、どれがどれやらわからないほどだ。
辛うじてわかるのは、土手の向こう側の田んぼの上から聞こえる雲雀の声である。声のする方に目を凝らすと、米粒より小さな黒い点がちらちらしている。あれが雲雀だろう。
もう少しあの点を追っていれば、そのうちにすぅっと降下してくるのだろうが、空がまぶしくて、そこまで追い切れない。まさに春景色である。
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